用語・索引

読み : 用語の読み
名前 : 用語の漢字表記(リンクがある場合は詳細ページへ移動可能)
説明 : 用語説明 []内は初出の巻 , 頁数 , 行数(巻タイトルは略称で表記)

総索引

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分類別索引 地名官職キャラクタ動植物集落・建物道具

一覧

読み 名前 説明
あおざる 蒼猿
あおな 青菜
あおに 青丹
あかがね
あかきりん 赤麒麟
あかご 1. 赤子
2. 赤児
1.
2.
 →あかんぼう(赤ん坊)えいじ(嬰児)ちのみご(乳飲み子)
あかねずみ 森鼠
あかり 1. 明かり
2. 灯り
3. 幽光
1. [魔性 p.58 , l.9(十二国での初出:月影(上) p.126 , l.15)]
2.
3.  →ひかり(幽光)
あがん 阿岸
あかんぼう 赤ん坊 [月影(上) p.116 , l.9]
 →あかごえいじ(嬰児)ちのみご(乳飲み子)
あけのかね 晨鐘 夜明けの始まりを知らせる鐘と思われる。
あげぱん 揚げパン
あげん 娃玄
あさ
あざな 通称の名前。あまり独創性がない物が多く、同じ字の者も多い。 →世界観>名前
あしおと 1. 足音
2. 跫音
1.
2.
あしだい 足台
あしながばち 長脚蜂
あずき 小豆
あずさ
あずまや 1. 四阿
2. 亭
3. 路亭
1.
2.
3.
あせん 阿選
あちら あちら
あっち あっち [月影(上) p.101 , l.7]
あつゆ 斡由
あなぐら 1. 穴蔵
2. 窖
1.
2.
あばらや 1. 荒ら屋
2. 草堂
3. 茅軒
1.
2.
3.
あぶみ
あぶら 1. 油
2. 脂
1.
2.
あぶらがみ 油紙
あめ
あやかし
あらし [月影(上) p.103 , l.17]
あり
あるじ 1. 主
2. 主公
1. [月影(上) p.56 , l.16]
2.  →しゅこう(主公)しゅじん(主公)
あわ
あんき 暗器
あんこうじつ 安闔日
あんさく 案作
あんしゅう 安州
あんず
あんせき 安石
あんぷ 安賦
あんぷく 安福
あんようけん 安陽県
いいひと 漢子
いいん 医院
いかい 異界
いかだ
いかり
いかん 医官
いきょう 1. 異境
2. 異郷
3. 崑崙
1. [魔性 p.14 , l.10(十二国内での初出:月影(上) p.110 , l.10)]
2.
3.  →こんろん(崑崙)
いくさ 1. 戦
2. 軍
1.
2.  →ぐん(軍)
いくた 生田 高里が通う高校の英語教師で、高里が1年生時の担任。サッカー部顧問。行動力のある熱血漢。高里を家で保護しようか考えていたが、ヤンチャ盛りの子供が2人いるため断念した。学年末の終業式後に高里へ喝を入れた当日、帰宅時に居眠り運転による単独事故で死亡。祟りについてどこまで信じていたかは不明だが、喝を入れた直後、高里の今後について後藤に頼んでいた。[魔性 p.166 , l.2]
(いけいしけい) 以刑止刑
いこう 衣桁
いこく 異国
いさい 尹灑
いし 1. 石
2. 璧
1. [魔性 p.32 , l.6(十二国内での初出:月影(上) p.120 , l.4)]
2.
いし 医師
いしがき 石垣
いしく 石工
いしくれ
いしづき
いしゃ 1. 医者
2. 瘍医
3. 医匠
1.
2.  →げかい(瘍医)ようい(瘍医)
3.
いしゅう 委州
いしゅう 緯州 恭にある州。首都州。
いしゆみ 1. 弩
2. 弩弓
1.
2.  →どきゅう(弩弓)
いしょう 1. 衣装
2. 衣裳
1.
2.
いしろう 石牢
いしわた 石綿
いす 椅子  →こしかけ(床几)
いそぎさだめのようにせよ 急急如律令  →きゅうきゅうにょりつりょう(急急如律令)
いそく 猗即
いたど 板戸 [月影(上) p.94 , l.8]
いたん 帷湍
いち
いちば 市場
いちめいにあん 一明二暗
いっせい 一声
いてい 為替
いと
いど 井戸
いなか 1. 田舎
2. 草間
1.
2.
いなご
いぬ 1. 犬
2. 狗
3. 豺
1.
2.
3.
いね
いのしし
いはつ 衣鉢
いばら 1. 荊
2. 薔薇
1.
2.
いほう 位袍
いぼう 遺忘
いま 1. 起居
2. 堂
3. 堂室
1.
2.  →どう(堂)なかのま(堂)ひろま(堂)へや(堂)
3.  →ひろま(堂室)へや(堂室)
いも
いらか 1. 甍
2. 甍宇
1.
2.  →やね(甍宇)
いりぐち 1. 入口
2. 大門
3. 門庁
4. 門殿
5. 框窓
1.
2.  →おもてもん(大門)だいもん(大門)とぐち(大門)もん(大門) →集落・建物>家(四合院)
3.  →ひろま(門庁)もん(門庁)もんちょう(門庁)
4.  →もんでん(門殿)
5.  →とぐち(框窓)
いりゅう 維龍 慶にある州都。征州に属す。州城を偽王軍が拠点にしていた。
いりょう 威稜
いわき 岩木 高里と同じ高校の生徒。クラスは2年5組。選択授業で合同授業になったり体育祭で同じ青軍に分けられたりと、高里がいる6組との交流は深い。化学準備室の常連。ぶっきらぼうだが、野末曰く、結構正義漢。高里のことを、無口でとっつきにくいが単に暗い奴なだけ、と思っている。高里にまつわる神隠しや祟りの話を知らず、説明されても信じなかった。高里が噂を否定せずに放置していることに苛立ちを覚え、噂を自分の口で否定するよう、さとす。その際、祟りを否定するために高里の横面を叩いた。翌日、体育の授業で騎馬戦の練習をしているときに、同級生たちに踏み潰されて死亡。享年17。岩木の死後に2年6組で死者・負傷者が続出し、彼らに踏み殺された岩木の祟りだという噂が校内で広まった。また、校内に岩木の霊が出るという噂が立った。
泰麒が阿選を欺くために無理を押して叩頭したとき思い浮かべた「彼」は、岩木のことである。
[魔性 p.41 , l.4]
いわや 窖洞
いん
いんきょ 允許 大学の単位。
いんぎょう 隠形
いんさつぎじゅつ 印刷技術
いんし 院子  →なかにわ(院子)にわ(院子) →集落・建物>家(四合院)
いんはくたく 院白沢
いんぷく 隠伏
ういきょう 鶯嬌
うきろうか 水廊
うぐいす 黄袍
うこう 烏衡
うごう 烏号
うさぎ
うし
うすもの 羅衫
(うすようし) (薄葉紙)
うずら
(うちうみ) 内海
うちわ 団扇
うったえ 刑案
うてい 禹帝
うでわ 1. 腕輪
2. 手鐲
1.
2.
うほ 禹歩
うま
うまや 1. 厩
2. 厩舎
1.
2.  →きゅうしゃ(厩舎)
うまやばん 厩番
うめ
うよく 右翼
うらにわ 後院  →はなれ(後院)へや(後院)
うらみ 1. 恨み
2. 怨詛
1.
2.  →えんそ(怨詛)
(うりょうけい) (雨量計)
うるし
うろうきゅう 雨潦宮 漣の王宮。[華胥 p.36 , l.13]
うわがけ 背子  →うわぎ(背子)きもの(背子)
うわぎ 1. 上着
2. 上衣
3. 短衣
4. 袍
5. 袍子
6. 長袍
7. 旗袍
8. 襖
9. 背子
10. 背心
11. 褞袍
12. 比甲
1.
2.
3.
4.  →ほう(袍)
5. 旅人が道中に着ていた服。 →きもの(袍子)のらぎ(袍子)ほうし(袍子)
6.  →ちょうほう(長袍)
7. 奏上したい事があると申し出てきた景麒に会うため、着衣を調えた陽子が着た服。 →がいとう(旗袍)
8.
9.  →うわがけ(背子)きもの(背子)
10.
11.  →がいとう(褞袍)わたいれ(褞袍)
12.
うわぐすり 釉薬  →ゆうやく(釉薬)
うんかい 雲海
うんきょう 雲橋
うんていきゅう 雲梯宮
うんも 雲母
えいかかん 栄可館
えいこう 瑛庚
えいし 衛士
えいじ 嬰児  →あかごあかんぼう(赤ん坊)ちのみご(乳飲み子)
えいしゅう 瑛州 慶にある州。首都州。
えいしゅうこう 瑛州侯
えいしゅうし 瑛州師
えいしゅく 栄祝
えいしょう 英章
えいせいくん 英清君
えいそう 永霜
えいそう 永湊
えいちゅう 詠仲
えいへい 衛兵
えいへき 影壁  →集落・建物>家(四合院)
えいわ 永和 芳の元号の一。
えき
えきしん 亦信
えぐる 剔る
えしゃく 1. 会釈
2. 拱手
1.
2.  →きょうしゅ(拱手)
えすい 穢瘁
えだ 1. 枝
2. 花朶
1.
2.
えのき
えり 1. 襟
2. 衿
1.
2.
えりまき 囲巾
えん 四州国の一。雁州国。雁国。大陸の北東、慶・柳に挟まれた位置にある。
えん 1. 雁の国氏。
2. 雁の国王。延王。
えんいごう 袁衣郷 柳にある郷。
えんおう 延王 1. 雁の国王。雁州国王。雁国王。延。延王君。延帝。
2. 小松尚隆。現延王。
3. 梟王。先代の延王。
えんおうくん 延王君 雁の国王。延王。
えんが 淵雅
えんき 延麒 1. 雁の麒麟。延宰輔。延台輔。
2. 尚隆を選んだ麒麟。蓬莱での名は六太。尚隆が付けた字は馬鹿。
えんきゅうかく 淹久閣
えんげつとう 偃月刀
えんけん 燕見
えんこく 雁国
えんこくおう 雁国王 雁の国王。延王。
えんさいほ 延宰輔 雁の宰輔。尊称は延台輔。 →えんき(延麒)、ろくた(六太)
えんし 園糸
えんしほうしょ 雁史邦書
えんしゃ 燕射
えんしゅうこく 雁州国
えんしゅうこくおう 雁州国王 雁の国王。延王。
えんしん 燕寝 後宮・東宮・西宮の総称。三つのなかでも後宮が重要なエリアであるため、後宮と総称することもある。
えんそ 怨詛  →うらみ(怨詛)
えんたいほ 延台輔 雁の台輔。延宰輔の尊称。 →えんき(延麒)、ろくた(六太)
えんたく 円卓  →つくえ(方卓)
えんちょう 燕朝
えんちょう 淵澄
えんてい 延帝 雁の国王。延王。驍宗と遠甫が尚隆のことを延帝と呼んだ。「天の神」という意味を含む「帝」を使うことでより高い尊称となり、尚隆の偉大さを讃えたニュアンスの呼称になっていると思われる。
えんとつ 煙突
えんほ 園甫
えんほ 遠甫
えんぽ 園圃  →えんゆう(苑囿)さいえん(菜園)はたけ
えんゆう 苑囿  →えんぽ(園圃)さいえん(菜園)はたけ
えんりん 園林  →ていえん(園林)にわ(園林)
おいはぎ 草寇
おいばこ 笈筺  →にもつ(笈筺)はこ(笈筺)
おう  →世界観>王と麒麟
おう
おう
おうき 王旗
おうき 王気
おうぎ
おうきゅう 王宮
おうけん 蓊県 柳にある県。
おうこう 王后  →おうごう(王后)
おうこう 泓宏
おうごう 王后  →おうこう(王后)
おうざ 王座
おうし 王師 王の軍。六師。禁軍3軍と首都州の州師3軍の計6軍の総称。[月影(下) p.196 , l.1]
おうじょう 甕城
おうせいたく 鴨世卓
おうでん 奥殿
おうと 王都
おうふじん 王夫人
おうぼ 王母 西王母のこと。
おうほうかん 黄袍館
おうむ オウム  →おうむ(鸚鵡)
おうむ 鸚鵡 妖魔の一。
おうもん 応門
おおい 面衣
おおかがみ 大鏡  →かがみ(鏡)
おおがたせん 大型船
おおかみ
おおきいの 大きいの
おおきすず 大木鈴
おおたく 大卓  →たく(卓)つくえ
おおどおり 1. 広途
2. 経緯
3. 大経
4. 大緯
5. 大経緯
6. 中大緯
7. 右大経
1.
2.  →みち(経緯)
3.  →だいけい(大経)とおり(大経)みち(大経)
4.  →だいい(大緯)とおり(大緯)
5.
6.
7.
おおひろま 1. 大庁
2. 花庁
1.
2.  →かちょう(花庁)きゃくま(花庁)ひろま(花庁)
おおべや 房庁  →へや(房庁)
おかあさん 阿母
おがくず 大鋸屑
おかしら 首領
おかだ 岡田 高里と同じ高校の生徒。クラスは2年5組か6組と思われる。岩木が高里に態度を改めるよう注意したとき、教室へ駆けつけた広瀬に、岩木を止めるよう頼んだ。[魔性 p.108 , l.3]
おけ
おす 1. 雄
2. 牡
1.
2.
おつ
おつえつ 乙悦
おっと
おてだま 沙包
おどりこ 舞妓
おの
おば
おび 1. 帯
2. 珠帯
1.
2.
おびだま 玉佩
おびひも 帯紐
おまもりいし お守り石
おもちゃ 玩具
おもてもん 大門  →いりぐち(大門)だいもん(大門)とぐち(大門)もん(大門) →集落・建物>家(四合院)
おもや 1. 母屋
2. 正房
3. 正殿
4. 正院
5. 正館
6. 主楼
1.  
2.  
3.  →せいでん(正殿)
4.  →にわ(正院)
5.
6.  →しゅろう(主楼)
おもり  →すい(錘)
おやかた 1. 親方
2. 宰領
1.
2.  →さいりょう(宰領)
おり
おりど 折り戸
おんがくし 音楽士
おんけい 温恵
おんじゃく 釿婆子
おんせい 温精
おんみょう 陰陽
かい
かいえん 槐園
がいかつ 崖刮
がいかんと 外環途  →かんと(環途)
かいきゃく 海客 日本にいたところを蝕に巻き込まれて十二国の東側の沿岸に流れ着いた人。生きた状態で発見されるのは稀。国により待遇に大きな違いがあり、条件により殺す国がある一方で、特有の知識や技術を買って厚遇する国もある。虚海の遥か東にある蓬莱から来るのだという伝説がある。 →世界観>海客・山客・胎果
がいぐう 外宮
かいこ 芥瑚
がいし 凱之
がいしゅう 凱州
がいしゅうし 凱州師
かいしん 界身 現代でいうところの銀行。界身から発行した烙款と呼ばれる焼き印を提示することで、金を預けたり引き出したりできる。[月影(下) p.121 , l.1]
かいせい 回生
かいせんどう 芥沾洞
かいそう 海藻
かいたつ 懐達
かいだん 戒壇
がいちょう 外朝
がいちょうしほうふ 外朝司法府
かいていのようま 海底の妖魔
がいでん 外殿
がいとう 1. 上套
2. 褞袍
3. 旗袍
1.
2.  →うわぎ(褞袍)わたいれ(褞袍)
3.  →うわぎ(旗袍)
かいどうぐう 海桐宮
かいどうせん 海桐泉
かいはく 皆白
がいもん 亥門
かいりつ 戒律
かいろう 1. 回廊
2. 走廊
3. 走馬廊
1.
2.  →つうろ(走廊)ろうか(走廊)
3.
かえい 花影
かえいきゅう 嘉永宮 王の親族が住まう所。燕朝のうち、後宮の東に位置する。長明宮と併せて東宮と総称される。
かお 1. 顔
2. 貌
1.
2.
かおう 仮王
かか 佳花
かがく 華岳
ががく 雅楽
かかし 案山子
かがみ  →おおかがみ(大鏡)
かがりび 篝火
かかん 夏官
かかんちょう 夏官長 夏官府の長。 →だいしば(大司馬)
かかんふ 夏官府
かき
かき 嘉煕
かぎ
かぎ
かぎ 鉤策
かきね 垣根
かきょう 嘉橋
かきわり 書割
かきん 家禽
かくご 革午
かくざん 霍山
がくし 楽士
がくしゃ 学舎
がくじゅく 学塾
がくだん 楽妓
がくちょう 学頭  →がくとう(学頭)
かくどう 閣道
がくとう 学頭  →がくちょう(学頭)
かくへき 1. 隔壁
2. 郭壁
1.
2.  →かこい(郭壁)へい(郭壁)
かくらく 郭洛
がくりょう 学寮
かけい 嘉慶
かけい 嘉磬
かけじく 堂福
かけぶとん  →ふとん(衾)
かけん 華軒  →くるま(華軒)
かご
かこい 1. 墻壁
2. 囲墻
3. 郭壁
1.  →へい(墻壁)
2.  →へい(囲墻)
3.  →かくへき(郭壁)へい(郭壁)
かさ
かさい 河西
かささぎ
かざり 1. 珠金
2. 章
3. 小章
1.
2.
3.
かざりだな 供案  →たな(供案)
かざりひも 飾り紐
かざりもん 門罩
かざん 華山
がざん 臥山
かし
かし 下士
かしかん 1. 下士官
2. 師帥
1.
2.  →しきかん(師帥)しすい(師帥)ぶか(師帥)
かしぐん 鹿紫郡
かしつ 過失
かしゃく 哥錫
かしゅ 何趣
かしょう 禾商
かじょう 果丞
がじょう 峨城 塙麟の使令。種族は鸚鵡。
かしょかだ 華胥華朶 才の宝重。
かしょし 華胥氏
かしょのくに 華胥の国
かしょのゆめ 華胥の夢
かしわ
がしん 臥信
かすがい
かせ
かせい 家生
かぜよけ 1. 風避け
2. 帔風
1.
2.
かそう 禾倉
かたいふ 下大夫
かたかけ 長巾
かたな 1. 刀
2. 刀剣
1.
2.  →とうけん(刀剣)
かたぬの 肩布
かちえ 褐衣  →ぼろ(褐衣)
かちく 家畜
かちくごや 家畜小屋
かちょう 過庁  →ひろま(過庁)
かちょう 花庁  →おおひろま(花庁)きゃくま(花庁)ひろま(花庁)
かちょう 仮朝
がちょう 鵞鳥
がっこう 学校 1.
2. 高里要が通う私立高校。男子校で、海の近くに立地する。歴史があり、学生は概ね品行方正のイメージがある名門。偏差値は上のほうで、有名大学への進学率もそこそこ。体育祭の名物は仮装リレーで、伝統的に騎馬戦も行っている。毎年、体育祭の時期にあわせて教育実習生を迎えている。放課後のクラブとは別に、授業時間に行う選択式の必修クラブがある。
広瀬の母校だが、立地が市街地からニュータウンの一画に移り、制服も黒い学生服と開襟シャツだったものがグレイの学生服と白シャツとスカイグレイのネクタイに変更されるなど、広瀬の在校時から様変わりしている。新校舎には、本部棟・特別教室棟・クラス棟・クラブ棟・体育館がある。また、正門から中庭までのアプローチに旧敷地から移植した桜並木がある。
[魔性 p.12 , l.3]
3.
かっしゃ 滑車
かっせい 割旌
かっそ 褐狙
かっちゅう 甲冑  →よろい(甲冑)
かつり 猾吏
かでん 花殿
かなぐ 帯頭
かなめいし 要石
かね 1. 金
2. 銭
1.
2.  →経済>通貨
かね
かべ 1. 壁
2. 照壁
1.
2.  →集落・建物>家(四合院)
かへい 禾坪
がほう 呀峰
かぼちゃたいふ 南瓜大夫
かま
かま
かま
かまど
かみ
かめ
かめ
かも
かもつせん 貨物船
がもんかん 牙門観
かや
かやぶき 茅葺き
かゆ
からす
がらす 1. ガラス
2. 玻璃
1.
2.  →はり(玻璃)
がらすいた 玻璃板
がらすびん ガラス瓶
からぼり
がらん 伽藍
がりょう 呀嶺
かりょういん 加療院
かりん 花梨
かるわざ 上索
がろう 餓狼  →けだもの(餓狼)
かわ 1. 革
2. 皮革
1.
2.
かわぐつ  →くつ(鞜)
かわごろも
かわひも 革紐
かわら
かん  →世界観>十二国の世界・蓬莱・崑崙
かんい 官衣
かんい 官位
かんい 冠位
かんいん 監院
かんきゅう 関弓 雁国の首都。
がんきゅう 頑丘
かんきゅうざん 関弓山 麓に関弓を有する凌雲山。
かんきゅうじょう 関弓城
かんきょ 官許
かんぎょく 寒玉 驍宗が愛用する剣。先王である驕王の在位中、驍宗が試合で尚隆から1本取った事を喜んだ驕王から贈られた。アニメでは、尚隆と驍宗の関係を強く意識させるために設定が変更され、試合で1本取られた事を喜んだ尚隆自身から、驍宗に贈られたことになっている。
かんきん 甘蕈
かんけん 函県
かんこ 官庫
かんごく 圜土
かんざし 1. 簪
2. 釵
3. 簪釵
4. 歩揺
5. 花釵
1.
2.
3.
4.
5.
かんせき 官籍
かんたい 桓魋
かんたく 甘拓
がんちょう 巌趙
かんと 環途  →がいかんと(外環途)とおり(環途)ないかんと(内環途)
がんとう 巌頭
かんな
かんぬき
かんぴ 官費
かんふ 官府  →やくしょ(官府)
かんぷく 官服
がんぼく 頑朴
がんぼくさん 頑朴山
がんぼくじょう 頑朴城
かんむり
かんようざん 函養山
雄の麒麟。[魔性 p.96 , l.1]
きいつ 喜溢
ぎおう 偽王
きか 麾下  →はいか(麾下)ぶか(麾下)
きかい 鬼界
きき 饑饑 妖魔の一。
ぎこう 宜興
きこり 樵夫
きし 騎士
きじ
ぎしき 1. 儀式
2. 大儺
1.
2.
きしゅう 紀州 慶にある州。
きしゅう 喜州 巧にある州。首都州。
きじゅう 騎獣 馴らした妖獣・妖鳥を移動に用いたもの。基本的に馬よりも移動に優れ、脚力によって障害物を越えたり飛行能力によって宙を移動したりすることが可能になる。
ぎじゅく 義塾
きしゅん 翬駿
きしょう 騎商
きしょう 徽章  →しるし(徽章)
きず 1. 傷
2. 瑕
3. 疵
1.
2.
3.
きすいしょう 黄水晶
ぎせき 偽石
きせつふう 1. 季節風
2. 条風
1.
2.  →じょうふう(条風)
きせん 帰泉
ぎそう 義倉  →びちく(義倉)
きだん 基壇
ぎちょう 偽朝
きつね
きつりょう 吉量 妖獣の一。
きど 木戸
きぬいと 絹糸
きのこ
きはい 跪拝 礼の一。ひざまずいて行う。 →らいはい(跪拝)
きばぐん 騎馬軍
きばこ 木箱
きばへい 騎馬兵
きへい 騎兵
きぼう 騎房
きぼう 徽芒
きみゃく 気脈
きもの 1. 着物
2. 袍子
3. 背子
4. 襦裙
5. 大袖
1.
2. 奄奚が着ている服。 →うわぎ(袍子)のらぎ(袍子)ほうし(袍子)
3.  →うわがけ(背子)うわぎ(背子)
4. 上下で分かれた、一般的な女性物の服。後宮において宗后妃の明嬉が着用している服や、安宿に合わせて祥瓊が買った服など、品質に関わらない。 →じゅくん(襦裙)
5.
きもんかん 鬼門関
きゃくしつ 客房  →きゃくま(客房)へや(客房)
きゃくせん 客船
きゃくちょう 客庁  →きゃくま(客庁)
きゃくでん 客殿
きゃくま 1. 客房
2. 客堂
3. 客庁
4. 花庁
1.  →きゃくしつ(客房)へや(客房)
2.
3.  →きゃくちょう(客庁)
4.  →おおひろま(花庁)かちょう(花庁)ひろま(花庁)
きゃたつ 脚立
きゅう
きゅうき 窮奇
きゅうきゅうにょりつりょう 急急如律令  →いそぎさだめのようにせよ(急急如律令)
きゅうけい 宮卿
きゅうけいほ 宮卿補
きゅうこう 窮寇
きゅうさん 朽桟
きゅうしゃ 厩舎  →うまや(厩舎)
きゅうしゃ 弓射
ぎゅうしゃ 牛車
きゅうしゅう 九州
きゅうしゅうしい 九州四夷
きゅうじょ 翕如
きゅうじょう 宮城
きゅうでん 宮殿
きゅうでん 給田
きゅうよ 犰狳
きょう 四州国の一。恭州国。大陸の北西、柳・範に挟まれた位置にある。
きょう 恭の国氏。
きょうおう 供王 1. 恭の国王。
2. 珠晶。現供王。
きょうおう (供王) かつて、恭国において途方もなく長い治世を布いた女王。彼女のイメージがあるため、恭などでは王が男だと民は無念そうな顔をすることがあるという。
※当時の国氏が不明のため、漢字表記は確定できない。
きょうおう 梟王 先代の延王。
きょうおう 驕王 先代の泰王。
きょうがく 教学
きょうき 供麒 1. 恭の麒麟。
2. 珠晶を選んだ麒麟。
きょうけい 興慶
きょうこく 恭国
きょうし 1. 教師
2. 傅相
1.
2.  →ふしょう(傅相)
きょうしそうしょ 恭史相書
きょうしゅ 拱手  →えしゃく(拱手)
きょうしゅうこく 恭州国
きょうしょう 橋松
ぎょうしょう 行商
ぎょうせいふ 行政府
ぎょうそう 驍宗
きょうだい 鏡台
ぎょうてい 堯帝
きょうてん 経典
ぎょうてん 堯天 慶の首都。瑛州に属す。
ぎょうてんざん 堯天山 麓に堯天を有する凌雲山。
きょか 1. 許可
2. 允可
1.
2.
きょかい 虚海
きょかい 杵隗 塙麟の使令。種族は饑饑。
ぎょく
ぎょくこう 玉鉱
ぎょくざ 玉座 1. 王ないし仮朝の首長が座るための椅子。
2. (比喩的に)王位。
ぎょくじ 玉璽
ぎょくせん 玉扇
ぎょくせん 玉泉
きょくとう 曲刀
ぎょくよう 玉葉 1. 碧霞玄君。
2. 字の一。碧霞玄君が容姿端麗であるのを由来として、見目の良い少女の字に当てられることが多い。 →世界観>名前
3.
4.
5.
ぎょこ 御庫
ぎょざ 御座
きょし 去思
ぎょし 御史 春官の一。内史の中級官。
ぎょじ 御璽
ぎょしゃ 馭者
きょっけい 極刑
ぎょっけい 玉京
ぎょっこう 玉膏 五山で採れる石。簡単に入手できない。蓬山では、これを貯えることがある。呪で醸すことにより霊酒を造ることができる。[風万(上) p.45 , l.14]
 →梨耀の無理難題
きょでん 居殿
きょはい 許配
ぎょぶつ 御物
ぎょめいぎょじ 御名御璽
きりょう 基寮
きりん 麒麟  →世界観>王と麒麟
きりんき 麒麟旗
きろ 癸魯
ぎろう 妓楼
きわ 季和
きん 重さを表す単位。
きん
きん 重さを表す単位。
きん
ぎん
きんえん 禁苑
きんか 金貨  →経済>通貨
ぎんか 銀貨  →経済>通貨
ぎんが 銀河
きんぐん 禁軍
きんぐんさぐんしょうぐん 禁軍左軍将軍
きんぐんしょうぐん 禁軍将軍 軍の役職。位は卿伯。
きんげん 欽原 妖魔の一。鋭利な小刀状の尾をもつ鶏大の鳥。毒がある。雁の街中で、延麒から手紙の反応が返ってくるのを待っている陽子と楽俊を襲撃した。[月影(下) p.163 , l.4]
きんこ 拘制
きんしゅう 均州 柳にある州。
きんせん 金泉
ぎんせん 銀泉
ぎんせん 銀川
きんど 均土  →せいび(均土)
きんぱきゅう 金波宮 慶の王宮。
きんはく 近迫
きんぷ 均賦
きんもん 禁門
くい
くうこうきへい 空行騎兵
くうこうし 空行師
くうしょう 空正
くぎ
くぐりど 1. 潜り戸
2. 閨門
3. 閨竇
4. 月洞門
1.
2.
3.
4.
くさび
くさり
くし
くし
くじじゅごん 九字呪言
くじゃくいし 孔雀石
くす
くず
くすり
くつ 1. 靴
2. 履
3. 沓
4. 鞜
5. 𩊿
1.
2.
3.
4.  →かわぐつ(鞜)
5.
くにしずめのぎしき 国鎮めの儀式
くびかざり 1. 首飾り
2. 連珠
1.
2.
くびきり 斬首  →ざんしゅ(斬首)
くま
くら 1. 倉
2. 蔵
3. 庫
1.
2.
3.
くら
くり
ぐりふぃん グリフィン 高里の周囲に出没するモノ。その正体は、泰麒の使令の傲濫。
はっきりと姿は見えないが、大きな犬かそれ以上の大きさで、いつも高里の足許にうずくまり、ときどき飛ぶこともある。高里が落ち込んでいると足に身体を擦り寄せてくる。グリフィンとは、高里が付けた呼び名。高里は神隠し以降その存在を認識しており、高里以外の人間も影を見たり気配を感じたりすることがある。高里はグリフィンのことを、自分を慰めてくれる味方だと思っている。[魔性 p.209 , l.1(同書 p.36 , l.10 に、広瀬が足元をよぎるグリフィンの影を目撃する描写がある)]
くるま 1. 車
2. 輛
3. 車駕
4. 華軒
1.
2.
3.
4.  →かけん(華軒)
くるまざき 車裂
くるみ 胡桃
くろ 1. 黒
2. 玄
1.
2.
くろがね 黒金
くろきりん 黒麒麟
くろしんじゅ 黒真珠
くろなわ 黒縄
くわ
くわ
くん
くん 自分が仕える人。主君。
ぐん 行政区分の一。郷の上、州の下の規模の行政区。
ぐん
ぐんい 軍医
ぐんがく 軍学
ぐんかん 郡官
ぐんき 軍旗
ぐんごう 郡郷
ぐんし 軍司
ぐんじょう 郡城
ぐんじん 軍人
ぐんせん 軍船
ぐんと 郡都
ぐんふ 軍府
ぐんぷく 軍服
ぐんぴょう 軍兵
ぐんり 軍吏  →ばくりょう(軍吏)
けい
けい 四大国の一。慶東国。大陸の東、雁・巧に挟まれた位置にある。
けい 位の一。
けい 1. 慶の国氏。
2. 慶の国王。景王。
げい
げい 雑技
けいおう 景王 1. 慶の国王。慶東国王。慶国王。景。慶主。
2. 中嶋陽子。現景王。
3. 予王。先代の景王。
けいか 恵花
けいき 景麒 1. 慶の麒麟。
2. 予王および陽子を選んだ麒麟。
[月影(上) p.46 , l.4]
けいけい 桂桂
けいご 1. 警護
2. 警固
1.
2.
けいこう 恵侯
けいこく 慶国
けいごく 刑獄
けいこくおう 慶国王
けいごへい 警護兵
けいさつ 刑察
けいし 刑死
けいし 恵施
けいしせきしょ 慶史赤書
けいしゅ 慶主
けいしゅう 継州 雁にある州。
けいしゅう 恵州 芳にある州。
けいしゅうこう 恵州侯
けいしゅうじょう 恵州城
けいじょう 刑場
けいじょおう 景女王
けいじん 鶏人
けいじん 刑尽
けいせい 刑制
けいそ 刑措
けいたいほ 景台輔
けいと 計都
けいとう 恵棟
けいとうこく 慶東国
けいとうこくおう 慶東国王
けいとうこくこくしゅけいおう 慶東国国主景王
けいはく 荊柏
けいはく 卿伯 位の一。
けいび 1. 警備
2. 掌固
1.
2.  →しょうこ(掌固)
けいほう 刑辟
げいめん 黥面
けいやく 契約
けいり 刑吏  →やくにん(刑吏)
けおりもの 毛織物
げかい 瘍医  →いしゃ(瘍医)ようい(瘍医)
げかい 下界
けがれ 穢れ
けがわ 毛皮
げかん 1. 下官
2. 府吏
3. 胥
4. 胥徒
1.
2.  →ふり(府吏)
3.
4.  →しょと(胥徒)
げき  →ほこ(戟)
けし 罌粟
げじょ 1. 下女
2. 奚
1.
2.
げせん 下仙
けだもの 1. 豺虎
2. 餓狼
1.
2.  →がろう(餓狼)
げつ
げっしょく 月蝕
げっけい 月渓
げなん 1. 下男
2. 奄
1.
2.
げなんげじょ 奄奚
げにん 下人
けむりすいしょう 煙水晶
けらい 1. 家来
2. 臣下
1.
2.
けん
けん 行政区分の一。党の上、郷の下の規模の行政区。
けん
けん 氏の一。
げん 1. 元号のこと。
2. 氏の一。
けんいん 剣印
げんいでん 玄威殿
げんえい 彦衛
げんえいきゅう 玄英宮 雁の王宮。
けんか 剣花  →ひばな(剣花)
けんかい 乾海
げんかい 元魁
けんかいもん 乾海門
げんかん 玄管
げんくん 玄君
けんけん 乾県 恭にある県。
げんこう 元侯
げんごう 元号
げんさんこう 元三公
げんし 玄師
けんしゅ 懸珠
けんしゅう 建州 慶にある州。
けんしゅうこう 建州侯
けんしゅうし 建州師
げんしゅう 元州 雁にある州。
げんしゅうぐん 元州軍
げんしゅうこう 元州侯
げんしゅうし 元州師
げんしゅうじょう 元州城
げんじゅつ 幻術
けんじょう 県城
けんじょう 乾城
けんせい 県正 官の一。県を治める。
げんぞく 還俗
けんちじ 県知事 [月影(上) p.90 , l.14]
けんちゅう 建中
けんちゅうたつ 健仲韃
けんちょう 県庁 [月影(上) p.104 , l.7]
げんば 1. 現場
2. 切羽
1.
2.
げんぱく 元伯
(けんびきょう) (顕微鏡)
けんふ 県府
げんぶ 玄武 神獣の一。天勅を受けた王を背に乗せて、蓬山から王城まで運ぶ役目を負っている。
けんぷじん 賢夫人
げんぽ 玄圃
けんもん 懸門
げんゆう 弦雄
けんり 県吏
けんり 県里
けんろうしんくん 犬狼真君
けんろうしんくんのごふ 犬狼真君の護符
こう
こう
こう
こう 四州国の一。巧州国。大陸の南東、慶・奏に挟まれた位置にある。
こう 巧の国氏。
こう 1. 位の一。
2. 公位にある人。
こう 1. 位の一。
2. 侯位にある人。
こう
こう
ごう 容量を表す単位。
ごう 行政区分の一。県の上、郡の下の規模の行政区。
こうい 黄医 麒麟の主治医。
こういん 篁蔭
こうおう 塙王 1. 巧の国王。
2. 先の巧王。
こうか 硬貨  →経済>通貨
こうか 浩歌
こうかい 黄海
こうがい 蝗害
こうかしょう 紅嘉祥
こうかん 浩瀚
ごうかん 郷官
こうき 黄旗  →はた(黄旗)
こうき 鴻基 戴の首都。
こうき 候気 春官の一。[丕緒 p.299 , l.10]
こうきさん 鴻基山 麓に鴻基を有する凌雲山。
こうきゅう 香毬
こうきゅう 後宮
こうきゅう 亢汲
こうぎょく 紅玉
こうこ 公庫
こうこ 黄姑
こうご 鉤吾
こうこう 江侯
こうこく 巧国
こうざん 恒山
こうざんまち 鉱山町
こうし 郊祀  →まつり(郊祀)
こうし 叩歯
こうし 坑氏
こうし 弘始 元号の一。
こうじ 鴻慈
ごうし 剛氏
こうしゃ 工舎
こうしゃくい 公爵位
こうしゅ 黄朱
こうしゅ 公主 王の娘。
こうしゅう 高岫  →こっきょう(高岫)
こうしゅう 光州 雁にある州。
こうしゅう 江州
こうしゅう 交州
こうしゅうこう 光州侯
こうしゅうこう 江州侯
こうしゅうこく 巧州国
こうしゅうざん 高岫山  →こっきょう(高岫山)
こうしゅうし 光州師
こうしゅうじょう 江州城
こうしゅのかみ 黄朱の神
こうしゅのまち 黄朱の里
こうしょう 交床  →ねどこ(交床)
こうしょう 工匠
ごうじょう 郷城
こうじょうき 攻城器
こうじん 校人
ごうすい 合水 慶にある川。
こうせん 鉱泉
ごうそう 傲霜 巧の首都。
ごうそうざん 傲霜山
こうたく 高卓
こうたくかいだん 高卓戒壇
こうだん 講史
ごうちょう 郷庁
ごうちょう 郷長
こうてい 黄帝
こうでん 公田
こうと 高斗
ごうと 郷都
こうとう 叩頭  →こうとうれい(叩頭礼)
こうとうれい 叩頭礼 礼の一。頭を叩くとあるように、額を地面に付けるようにして行う深い礼。叩頭。
こうとくでん 広徳殿
(こうのほうちょう) (巧の宝重) 名称は不明。巧の宝重の腕輪。塙麟はこれを使って、捕らえた景麒の角に「安鎮氣心主」と呪文を刻んで能力を封じた。(アニメ脚本集(1) , pp.77-78)
こうひ 后妃
こうび 狗尾
こうび 黄備
こうふ 口賦
ごうふ 郷府  →やくしょ(郷府)
こうふう 候風 春官の一。慶国麦州には、熱心に蝉を飼育している州候風がいる。
こうへい 工兵
こうへい 洽平
ごうへい 郷兵
ごうへい 剛平
こうぼ 庚戊
こうみん 荒民  →なんみん(荒民)
こうみん 黄民
こうもり 蝙蝠
こうもん 皋門 街の北に位置する門。宮城と街をつなぐ。
こうもん 衡門
こうもんざん 衡門山
こうや 更夜
ごうゆ 合踰 妖魔の一。猪のような姿をしている。十二国の世界へ来た陽子を待ち伏せ、襲撃した。作中では漢字も容貌も判らない。アニメ情報と併せると、驃騎から落ちた陽子を攻撃した妖魔が合踰であると判る。[月影(上) p.66 , l.7]
こうゆう 光祐
こうようきょう 鴻溶鏡
こうらん 高欄
ごうらん 傲濫
こうり 行李
こうり 高里 蓬山にある、死者の魂魄が還るという山。
こうり 蒿里 1. 死者が住むという山。
2. 泰麒2の字。
こうりさん 蒿里山
こうりょう 黄領
こうりょう 項梁
ごうりょう 郷領
こうりん 塙麟 1. 巧の麒麟。
2. 先の塙王を選んだ麒麟。字は塙和。王の命に従い、景麒に選定された陽子を害するために使令に襲わせたり自ら刀で陽子を刺したりなど、麒麟の性に悖る行為を繰り返した。失道の末に亡くなる。 →こうわ(塙和)
こうわ 塙和  →こうりん(塙麟)
ごえい 1. 護衛
2. 大僕
3. 小臣
1.
2.  →だいぼく(大僕)
3.  →しょうしん(小臣)
ごえいかん 護衛官
こえび 小海老
こかい 虚海
ごかい 五海
こがたな 小刀
こきんさい 孤琴斎
こく 時間を表す単位。
こくいけん 黒亥県 慶にある県。
こくう 穀雨
こくし 国氏
こくたん 黒檀
こくど 国帑
こくび 黒備
こくふ 国府
こくみんせい 国民性
こくれき 国暦
こけ
こけい 固継
ごけい 五刑
ごげつ 午月
ごごうかんだ 呉剛環蛇 漣の宝重。蝕を起こさずに呉剛門を開き、二形を持つ者に限り、蓬莱や崑崙と行き来できるようにする。廉王が所有する。
ごごうもん 呉剛門
ごこく 五穀
ござん 五山
こし 輿
こしかけ 床几  →いす(椅子)つくえ(床几)
ごしごりょごそつごりょうごご 五師五旅五卒四両五伍
こしなわ 腰縄
こしつ 臥室  →しんしつ(臥室)
こしゅう 鴣摺
こしょう 虎嘯
こせいさん 蠱蛻衫 範の宝重の衣。他者から見える姿を、見る者にとって好ましい姿に錯覚させる。
こせき 戸籍
ごそ 五曾
こぞう 豎子
ごそん 醐孫
ごたんだ 五反田 高里と同じ高校の生徒。クラスは高里と同じ2年6組で、委員長。知的好奇心が旺盛。中学3年で引越してきて高里と同じクラスに転入し、同じ高校に進学して1・2年でも同じクラスになる。高里の祟りについて知っており、高里に対しては当たらず触らず、といった態度をとる。クラスメイトが高里を吊るし上げたときには、後藤へ助けを求めるため化学準備室に駆け込んだ。騒動から3日後、吊るし上げに参加した人数を広瀬から訊かれた際には、クラスメイト40人がどう動いていたか正確に答えた。高里を信奉する坂田にうんざりしながらも、高里がいかに非凡か語る坂田の電話に数時間付き合った。後日、自分なりに分析した坂田の思想や高里の祟りの法則について、広瀬へ説明した。[魔性 p.48 , l.11]
こちょう 蠱雕 妖魔の一。
ごちょう 伍長 軍の役職。
こちら こちら
こっかい 黒海 黄海の北にある内海。三方を恭・柳・雁に囲まれている。
こっかん 国官
こっき 黒麒
こっきょう 1. 国境
2. 高岫山
3. 高岫
1.
2.  →こうしゅうざん(高岫山)
3.  →こうしゅう(高岫)
こっこ 国庫
ごと 呉渡
ごとう 後藤
ごどう 梧桐
ごどうきゅう 梧桐宮 五種類の霊鳥が住む宮で構成されている。太廟・福寿殿などと併せて西宮と総称される。
ことば
こども 1. 子供
2. 小童
3. 幼童
1.
2.  →ぼうず(小童)ぼうや(小童)
3.
こぬか 小糠
こはく 古伯
こべや 1. 小室
2. 夾室
1.
2.
ごぼ 沍姆
ごほういん 護法院
こほんし 虎賁氏
こまつ 小松
こまつさぶろうなおたか 小松三郎尚隆
こまつなおたか 小松尚隆
ごみ 1. 塵
2. 塵芥
1.  →ちり(塵)
2.  →ちりあくた(塵芥)
こみち 1. 小径
2. 小途
1.
2.
こむぎ 小麦
こめ
ごもん 午門 街の南に位置する門。
ごもん 五門
こや 1. 小屋
2. 倒座
3. 横屋
1.
2.  →はなれ(倒座) →集落・建物>家(四合院)
3.
こよみ カレンダー。毎年、里府から発行される。住民はこれを基に月日や季節の変わり目を確認する。
一覧できるように必要最低限の内容だけを一枚紙にまとめた暦(抄暦/抄本)の他、吉凶の注釈(暦注)が加えられた薄い冊子状のもの、農民向けの厚い冊子状のものなどがある。季節ごとに修正が入るため、詳細に注があるものは季節ごとに修正版をもらいなおす必要がある。
国の馮相氏が観測や計算をもとに月日を割り出したものが郡に下ろされ、郡ごとに保章氏が注を補い、さらに郷ごとに調整を行ったうえで国民に配られる。そのため、各郷が暦の発行者になる。
中国思想>陰暦
ごらんじょう 呉藍滌
ごりょう 午寮
ごろつき 匪賊  →ひぞく(匪賊)
ころも
こん
こん
こんごうざん 金剛山
こんじん 閽人  →もんばん(閽人)
こんぱく 魂魄
こんぼう 棍棒
こんろん 崑崙 世界の中央に聳える四金剛山の山脈の一角にあると言い伝えられている丘。不老不死の住人が生きる理想郷と信じられており、基本的に行き来は不可能。その実態は蝕によって繋がった中国。「漢」とも別称される。崑崙から流されて来た人のことを「山客」という。[月影(下) p.42 , l.1]
界身同士を結びつける組織。座に参加している界身を利用すれば、烙款を保証として、異なる都市や国家の界身に預けた金を引き出すことができる。
さい
さい 四州国の一。才州国。大陸の南西、範・奏に挟まれた位置にある。
さい 才の国氏。
さい 才のかつての国氏。遵帝が範の国土に才の兵士を置いたことで天の条理に触れてしまい覿面の罪によって亡くなって以降は、采が新たな国氏となった。
さいい 猜畏
さいえん 菜園  →えんぽ(園圃)えんゆう(苑囿)はたけ
さいえん 西園
さいおう 采王 1. 才の国王。
2. 黄姑。現采王。
3. 梧王。先代の采王。字は砥尚。
4. 扶王。先々代の采王。
さいおう 斎王 1. 才の国王のうち、国氏が斎だった頃の国王。
2. 遵帝。他国へ兵を以て侵略する、という覿面の罪を犯したことにより崩御した。 →遵帝の故事
さいきょ 犀渠 妖魔の一。
さいこく 才国
さいしゅうこく 才州国
さいしょう 1. 宰相
2. 令尹
1.
2.  →れいいん(令尹)
さいじょうげんくん 催生玄君
ざいせ 財施
さいばんしょ 蔽獄
さいふ 1. 財布
2. 財嚢
1.
2.
さいほ 宰輔
さいほう 崔峰
さいぼう 柴望
さいもんとうしゃ 塞門刀車
さいりょう 宰領  →おやかた(宰領)
さいりん 采麟 1. 才の麒麟。
2. 砥尚と黄姑を選んだ麒麟。字は揺籃。
さいりん 斎麟 1. 才の麒麟のうち、国氏が斎だった頃の麒麟。
2. 遵帝を選んだ麒麟。遵帝が覿面の罪を犯したため、殯の儀式を経ることなく突然自らの使令に食い殺される。
3. お洒落好きの麒麟。女仙を羨んで髪を結い、結ったまま夕立から逃げようと転変したため鬣が引きつれ、首がのけ反ってしまった。
※遵帝を選んだ麒麟とお洒落好きの麒麟が同一人物かは不明のため、念のために項を分けた。
さかずき
さかた 坂田 高里と同じ高校の生徒。2年生で、クラスは1~4組のいずれか。化学準備室の常連。高里と同学年だが同じクラスになった事はなく、交流も特にない。祟ると噂されている高里を特別な存在だと思っており、高里を普通に扱おうとする岩木に忠告し、高里を叩いた岩木が死んだときには嬉しそうな様子を見せた。「高里は特別な存在で、特別に扱わねばならず、それを本人も望んでいる」と考えている。祟りがエスカレートするとともに、高里を信奉し、自らを高里の理解者だと考えるようになる。2年6組の生徒に何度も電話して高里を崇めるよう勧めたり、高里を慰めようと電話を掛けたり直接家を訪ねたり、教育実習を終えた広瀬の自宅に押し掛けて高里の行方を尋ねたりと、異常な行動力を示す。一貫して高里に好意的な態度をとっていたが、高里の祟りについて記者にリークした報復なのか、電車に撥ねられて死亡した。[魔性 p.66 , l.18]
さかな
さかば 酒舗
さぎ
さく 氏の一。
さくおうちょう 乍王朝
さくぎょうそう 乍驍宗
さくけん 乍県 戴にある県。
さくしゅう 朔州 柳にある州。首都州。
さくしょうぐん 乍将軍
さくぼう 作坊
さぐん 左軍
さぐん 佐軍
さけ
ささ
さだめ 太綱  →たいこう(太綱)
ざっこく 雑穀
さつざい 殺罪
ざっぱん 雑班
さと  →り(里)
さとう 砂糖
さないふ 左内府
さはい 差配
さめい 沙明
さめいきゅう 沙明宮 奏国奉賀から近い沙明山にある離宮。避暑に使われる。[華胥 p.249 , l.7(なお、同書p.244 , l.12に離宮について言及がある)]
さめいざん 沙明山 奏国奉賀から近い凌雲山。避暑のための離宮がある。[華胥 p.244 , l.9]
さや
さゆ 白湯
さらしくび 梟首
さる 1. 猿
2. 禺
1. [魔性 p.65 , l.14(十二国での初出:月影(上) p.128 , l.12)]
2.
ざれうた 戯れ歌
さん
さんか 賛歌
さんき 三騎
さんき 山輝
さんきゃく 山客
さんけん 産県 慶にある県。
さんこ 三孤
さんこう 三公 宰輔とともに王の為政を助ける役職。宰輔の下位だが、宰輔の補助をするわけではなく王の相談役であり教師となる。
さんこうふ 三公府
さんこうろっかん 三公六官  →ろっかんさんこう(六官三公)
さんし 山師
さんし 三刺
さんし 汕子
さんしゃ 三赦
ざんしゅ 斬首  →くびきり(斬首)
さんすい 三騅 妖獣の一。
さんせ 三施
さんとう 杉登
さんゆう 三宥
さんよ 酸與
さんよう 讃容
位の一。士はさらに上中下に分かれるため、上士・中士・下士の総称ともいえる。
1.
2.
しい
じい 侍医
じいん 寺院
しお
しお
しか 鹿
しかい 司会
しかん 士官
しかん 史官
じかん 侍官
しき 四騎
しき 死気
しきかん 1. 旅帥
2. 師帥
1.  →りょすい(旅帥)
2.  →かしかん(師帥)しすい(師帥)ぶか(師帥)
しきもの 1. 敷物
2. 佳氈
3. 綺筵
1.
2. 室内に装飾・実用として敷く設えと思われる。
3. 床の上で諸官が跪くときに使う膝当てと思われる。
しきゅう 司裘 天官の一。
しきゅう 志邱
じぎょ 侍御
しきょう 支僑
しきょく 四極
しきょくこく 四極国
しきん 支錦 慶にあった地名。改名され、現在は存在しない。
しくう 司空
しくうたいふ 司空大夫  →考察>02. 州冬官長「司空大夫」の位は上大夫であるか
しぐん 私軍
しけい 1. 死刑
2. 殺刑
1.
2.
しけい 司刑 秋官の一。裁判を司る。位は下大夫。
しけん 1. 試験
2. 選挙
1.
2.
しこう 司寇
しごう 諡号
しこうたいふ 司寇大夫
じさつ 自刎  →じふん(自刎)
しさん 帑幣
しし 獅子
しし 司市
しし 司士
しし 司刺
しし 刺史
しし 師士
しし 士師
しじ 氏字 氏と字。 →世界観>名前
じし 侍史
ししつ 正寝
しじつ 至日
ししゃ 1. 使者
2. 勅使
1.
2.
じしゃく 指南針
ししゅう 刺繍
ししゅう 四州
じしゅう 滋州
ししゅうこく 四州国
ししょ 史書
ししょう 1. 師匠
2. 宗師
3. 老師
1.
2.
3.  →せんせい(老師)
ししょう 支松 慶にある地名。かつての支錦。
ししょう 砥尚
ししん 士真
じしん 地震
じじん 寺人
しすい 師帥  →かしかん(師帥)しきかん(師帥)ぶか(師帥)
しすい 止水 止水郷のこと。慶にある郷。
しすいごう 止水郷 慶にある郷。
しせい 市井
しせい 司声
しせん 紫泉
じせん 次蟾 [白玄(三) p.44 , l.13]
しそう 芝草 柳国の首都。朔州に属す。
白い石で造られた、湖畔にある街。屋根などには国内中央部産特有の墨色の木材を使い、瓦も墨色なので白と黒でまとまった端正な街。
しそん 士遜
しだ 羊歯
したい 1. 死体
2. 屍体
1.
2.
しだい 四大
しだいこく 四大国
したぎ 1. 下着
2. 小衫
3. 小衣
1.
2.  →じゅばん(小衫)
3.
(しちちく) 七畜
じちょう 治朝
しちょく 司直
しつ
しつい 疾医
しつきわ 室季和
しっくい 漆喰
しっこ 膝袴  →すねあて(膝袴)
しっこく 桎梏
しつじん 楖人 ※「シツ」は正確には木に皀と卩
しつどう 失道 麒麟に特有の、死に至る病。王が道理を失うと罹り、王が道理を取り戻せば治癒する。だが、失道した麒麟が治癒した例は極めて少ない。
しっぷ 湿布
しでん 祀殿
しどう 祠堂
じどう 寺堂
しとね
しにく 視肉
しば
しばい 1. 芝居
2. 雑劇
1.
2.
しばのかん 司馬の官 夏官のこと。
しばほ 司馬輔
しびょう 祠廟
じびょう 寺廟
じふん 自刎 自分で自分の首をはねて死ぬこと。じさつ
しぶんいちれい 四分一令
しへい 紙幣  →経済>通貨
しほう 司法
しほうかん 司法官
しほうふ 司法府
しもべ 1. 僕
2. 下僕
1.
2.
しもや 下堂  →ひろま(下堂)
しもん 子門
しもん 四門 1.
2.  →しれいもん(四令門)
しゃ
しゃ
しゃぎ 射儀
しゃく 長さを表す単位。
しゃくぶく 折伏
しゃこう 赭甲
しゃし 射士 1.
2. 夏官の一。
しゃしょく 社稷
しゃじん 射人 夏官の一。
しゃしんぼく 捨身木 世界で唯一、麒麟や女怪の卵果が生る木。蓬山にある。樹皮はほぼ純白。樹高は低く、幅は広い。樹形は傘のように枝垂れている。根は岩盤の下にある洞窟内部に垂れている。
請願によってではなく、麒麟の逝去に伴って当該国の新しい麒麟の卵果が生る。麒麟の卵果が生ると、その枝と対をなす根に麒麟の世話をする女怪の卵果が生り、女怪の卵果は一夜にして孵る。麒麟の卵果は人と同様に十月の期間を経て熟し、女怪によってもがれる。
 →世界観>里木・野木・路木・捨身木
しゃっきん 借金
じゃっこ 雀胡
しゃへい 射兵
じゅ
じゅ
じゅ
しゆう 司右 夏官の一。軍兵を管理する。
しゆう 此勇
しゅう 行政区分の一。郡の上、国の下の規模の行政区。1国につき9州、と数が定められている。
しゅうかん 秋官
しゅうかん 州官
しゅうかんちょう 秋官庁
しゅうかんちょう 秋官長 秋官府の長。 →だいしこう(大司寇)
しゅうかんふ 秋官府
しゅうこ 州庫
じゅうこ 什鈷
しゅうこう 州侯 州を治める。位は侯。
首都州は台輔が兼任する。
しゅうこう 習行
しゅうこうし 州侯師
しゅうさい 州宰 官の一。
じゅうさく 重朔
しゅうし 州史
しゅうし 州師
しゅうしくう 州司空
しゅうししょうぐん 州師将軍
しゅうしば 州司馬 夏官の一。
しゅうじょう 州城
しゅうじん 1. 囚人
2. 刑徒
1.
2.
しゅうだん 党羽  →なかま(党羽)
しゅうちょう 州庁
しゅうてんかんちょう 州天官長
しゅうと 州都
しゆうふ 司右府
しゅうふ 州府
しゅうぶん 秋分
しゅうらく 1. 集落
2. 里廬
1.
2.  →まち(里廬)まちまち(里廬)りろ(里廬)
じゅうれい 重嶺 漣国の首都。
じゅうれいさん 重嶺山 麓に重嶺を有する凌雲山。
しゅうろっかん 州六官
しゅえん 朱厭
しゅおん 殊恩
しゅか 朱夏
じゅき 呪器
じゅく
しゅくさいじつ 祝祭日
しゅくしゃ 宿舎
しゅくしゅう 宿州 柳にある州。
しゅくよう 叔容
じゅくん 襦裙  →きもの(襦裙)
しゅこう 朱衡
しゅこう 主公  →あるじ(主公)しゅじん(主公)
じゅごん 呪言
しゅし 朱氏
しゅし 殊死
じゅじゅつ 呪術
じゅじゅつし 呪術師
しゅしょう 珠晶
しゅじん 1. 主人
2. 主公
3. 家公
1.
2.  →あるじ(主公)しゅこう(主公)
3.  →だんな(家公)だんなさま(家公)
しゅす 繻子
しゅせい 朱旌 1.
2.  →たびげいにん(朱旌)
じゅそ 呪詛
しゅだつ 狩獺
しゅっけ 出家
しゅでん 主殿
しゅと 首都
しゅとしゅう 首都州
しゅとしゅうこう 首都州侯
しゅはい 酒杯
じゅばん 小衫  →したぎ(小衫)
じゅふ 呪符
しゅみざ 須弥座
しゅみん 朱民
しゅようごう 首陽郷 雁にある郷。貞州白郡に属す。
じゅりょく 呪力
しゅろう 主楼  →おもや(主楼)
しゅん 四極国の一。舜極国。南東の虚海上、巧の対岸にある。
しゅん の国氏。
しゅんおう 1. の国王。
2. 現王。
しゅんかん 春官
しゅんかんちょう 春官長 春官府の長。 →だいそうはく(大宗伯)
しゅんかんふ 春官府
しゅんき 1. 舜の麒麟。
2. 現徇王を選んだ麒麟。
しゅんきょくこく 舜極国
じゅんこう 淳侯
じゅんこう 馴行
しゅんこく 舜国
じゅんしゅう 淳州 の州の一。北東に位置する。巧との間にある高岫山は、全て淳州の縁部にあたる。[月影(上) p.102 , l.6]
しゅんすい 春水
じゅんたつ 潤達
じゅんてい 遵帝
じゅんていのこじ 遵帝の故事
じゅんぷうしゃ 順風車
しゅんぶん 春分
しゅんりょう 駿良
じょ 姓の一。
しょいん 書院
しよう 視養
しょう 容積を表す単位。
しょう
じょう 1. 長さを表す単位。
2. 氏の一。
じょう
じょうあせん 丈阿選
しょうかえん 松下園
しょうがく 小学
しょうがく 庠学
しょうがく 少学 上庠の上の学校。上庠からの推挙がないとまず入れない。巧では半獣は通えない。
しょうがくきん 奨学金
しょうかん 小官 1.
2. 官吏がへりくだって自分を指す言葉。
しょうかん 将官
しょうき 瘴気
じょうき 乗騎
じょうきかきんのれい 乗騎家禽の令
しょうきゃく 掌客
しょうきゃくでん 掌客殿 他国からの賓客を招き入れる場所。外殿の西、内殿のすぐ南に位置する。
しょうきよけのじゅほう 瘴気除けの呪法
しょうぐん 将軍 軍階級の一。
じょうげ 袍衫  →ほうさん(袍衫)
しょうけい 祥瓊
しょうこ 掌固  →けいび(掌固)
しょうこう 昇紘
しょうごく 生国
じょうごや 常小屋
しょうさい 小宰 天官の一。
しょうさく 将作
しょうざん 象山
しょうざん 霄山
しょうざん 昇山
しょうざんしゃ 昇山者
しょうし 少師
しょうし 匠師
しょうじ 小字
じょうし 上士 1.
2. 位の一。
しょうしこう 小司寇 秋官の一。
秋官長の代理を務めている描写がある。
しょうしこん 梢子棍
しょうしつ 詳悉
しょうしと 小司徒 地官の一。
しょうしど 床子弩
しょうしば 小司馬 夏官の一。
しょうしゃ 匠舎
しょうしゃ 掌舎 天官の一。
しょうしゅう 掌囚
しょうしゅう 小州 自分が属する州をへりくだって言う語。
じょうしゅう 承州
じょうしゅうこう 承州侯
しょうじゅく 少塾
しょうじゅく 松塾
しょうしゅん 少春
しょうじょ 庠予
しょうしょう 昭彰 宗麟。先新を選んだ。
じょうしょう 上庠 少学の下の学校。
じょうしょうぐん 丈将軍
しょうしん 小寝 燕朝のうち、北宮の手前に位置する。北宮とまとめて後宮と称する。
しょうしん 小臣 夏官の一。王の身辺を警護する。ごえい
じょうしん 杖身
しょうせつ 小説 1.
2.
しょうせん 商船
しょうせん 昇仙
しょうそうはく 小宗伯
しょうたく 小卓  →たく(卓)つくえ
しょうたん 鉦担
しょうてい 小亭
じょうてい 上帝
じょうていい 上帝位
しょうでん 昇殿
しょうてんでん 承天殿
しょうとう 牀榻  →ねどこ(牀榻)ねま(牀榻)
しようにん 使用人
しょうはく 松伯
しょうはく 証博
しょうひ 錆翡
しょうふ 少傅
しょうふ 少府
じょうふう 条風  →きせつふう(条風)
じょうへき 城壁
しょうほ 少保
しょうほん 抄本
しょうめい 彰明 舜の地名と思われる。行政区分は不明。良質な石を産す。彰明産の硯は玉に匹敵するほど高価。
しょうめい 小明
しょうもん 証文
しょうもん 小門
じょうもん 城門
じょうゆう 冗祐
しょうよう 小庸
じょうよう 條庸 妖魔の一。
しょうらん 蕭蘭
しょうり 小里
しょうりく 掌戮
しょうりゅう 尚隆
しょうれき 抄暦
しょうれき 掌暦
しょうろう 松老
しょうわ 浹和
じょえい 舒栄
じょかく 舒覚
じょがく 序学
しょかん 書簡
しょかん 諸官
じょかん 如翰
しょきかん 史胥
しょきゅう 杵臼
じょきゅう 如翕
じょぎょ 女御
しょく
しょくだい 燭台
しょくどう 1. 食堂
2. 飯堂
3. 飯庁
1.
2.
3.
しょくにん 工手
しょけい 1. 処刑
2. 馘首
1.
2.
しょこう 諸侯
しょこうしょかん 諸侯諸官
しょさい 1. 書斎
2. 書房
1.
2.
じょし 女史 官の一。書記官。王の近辺に仕えて執務の手助けをする。最下級の下官。
拓峰の乱を収めた後、祥瓊がこれに就いた。
しょしょ 処暑
しょじょう 書状
じょしょう 女墻
じょしょう 如昇
しょせき 書籍  →ほん(本)
じょせつ 如雪
しょだな 書棚  →たな
じょちゅう 女中
しょちょく 初勅
しょと 胥徒  →げかん(胥徒)
じょろうやど 女郎宿
じょろほう 助露峰
しらせ 1. 報せ
2. 青鳥
1.
2.  →せいちょう(青鳥)
 →てがみ(手紙)ふみ(文)
しる
しるし 1. 印
2. 徽章
1.
2.  →きしょう(徽章)
しるもの 湯菜
しれい 使令 麒麟が折伏した妖魔の総称。
しれい 司隷
しれいもん 四令門  →しもん(四門)
しれんきゅう 紫蓮宮
しれんどう 紫蓮洞
しろきりん 白麒麟
しんえき 新易
しんき 神鬼
じんき 神器
しんぎょ 箴魚 虚海に生息する生物で、魚の一種と思われる。焼くことができる。[風万(上) p.45 , l.17]
 →梨耀の無理難題
しんくん 真君
しんげつ 新月
しんけん 槇県 の県の一。淳州符楊郡廬江郷に属す。[月影(上) p.102 , l.6]
じんけん 塵県 才にある県。
しんげんぐん 深玄郡 柳にある郡。
しんこう 進香
しんし 慎思
しんしつ 1. 寝室
2. 臥室
1.
2.  →こしつ(臥室)
しんじゅ 真珠 宝石の一。赤海の南部で採れる真珠は、玉よりも高価とされる。なお、この他の地域でも真珠が採れるかは不明。
しんじゅう 神獣
じんじゅうでん 仁重殿 路寝の中に位置する。宰輔の住まい。敷地内では、王であっても武器を携行できない。
しんしょ 親書
しんじょ 寝所
しんせき 神籍
しんせん 神仙
しんだい 1. 寝台
2. 牀
3. 臥牀
1.
2.
3.  →ねどこ(臥牀)
しんたつ 進達
しんどう 新道
しんのう 神農
しんのうしゃ 神農社
しんのうたん 神農站
しんばりぼう 心張り棒
しんもん 辰門
しんもん 申門
じんもん 1. 尋問
2. 鞫問
1.
2.  →とりしらべ(鞫問)
しんようじゅ 針葉樹
じんらい 迅雷
しんり 論断
しんりょう 津梁
すい  →おもり(錘)
ずいうん 瑞雲
ずいうんかん 瑞雲観
(すいおんけい) (水温計) 名称は不明。井戸の水温を測る描写がある。温度計の類か。[丕緒 p.328 , l.15]
すいが 酔臥
すいかんとう 水鑑刀
すいきょ 推挙  →すいせん(推挙)
すいぐうとう 水禺刀 慶の宝重の武器。
すいこうきゅう 翠篁宮 巧の王宮。
すいしゅう 垂州 戴にある州。
ずいしゅう 瑞州 戴にある州。首都州。
すいしゅうこう 垂州侯
ずいしゅうこう 瑞州侯
ずいしゅうし 瑞州師
すいしゅうじょう 垂州城
ずいしゅうふ 瑞州府
すいしょう 水晶
すいじん 遂人 地官の一。国官。地を整え、山野を治める主要の官。位は中大夫。
すいせん 1. 推薦
2. 推挙
1.
2.  →すいきょ(推挙)
すいとう 水筒
すいどう 隧道
すいばん 水盤
すいび 翠微
すいびくん 翠微君
すいびどう 翠微洞
すいふ 水夫
すいへいせん 水平線
すいみゃく 水脈
すいもん 水門
すいようでん 水陽殿 北宮の主殿。
すいりょう 遂良
すいれん 睡蓮
すうぐ 騶虞 妖獣の一。虎のような姿をしている。
すうこう 崇高 崇山の別名。
すうこうさん 崇高山
すうさん 崇山
すき
すぎさき 杉崎 高里と同じ高校の生徒。1年生。化学準備室の常連。怪談好きだが、高里の神隠しの話は知らなかった。死んだ岩木の霊が学校に出るという噂や、2年6組の生徒が連続して死傷するのは岩木の祟りだという噂、磯の匂いのする何かが這った跡が校内で見つかった事、坂田が電車事故に遭った事、怪談に登場する「キ」を探す女が「ハクなんとか」も探している事、「キ」は動物の名前である事などを広瀬に教える。橋上野末とともに広瀬のお別れ会を開く。学校の倒壊に巻き込まれ、生死不明となる。[魔性 p.64 , l.10]
すぎもとゆか 杉本優香
ずきん 風帽  →ふうぼう(風帽)
すご 洲吾
すざく 朱雀
すざくもん 朱雀門
すず
すず
すずめ 1. 雀
2. 青喜
1.
2.
すずめばち 虎頭蜂
すずり
すそ
すだれ 1. 簾
2. 珠簾
1.
2.  →みす(珠簾)
すねあて 膝袴  →しっこ(膝袴)
すまい 1. 住まい
2. 居院
1.
2.
すみ
すみやぐら 隅櫓
すもも
すりばち 擂り鉢
すん 長さを表す単位。
せい 広さを表す単位。
せい
せい 巧国の地名か。
せい
ぜい
せいいん 西隕
せいえい 1. 精鋭
2. 選卒
1.
2.
ぜいえき 税役
せいおうぼ 西王母
せいおうぼのびょう 西王母の廟
せいか 清花
せいか 菁華
せいかい 青海 黄海の東にある内海。三方を雁・慶・巧に囲まれている。
せいかえん 西花苑
せいかんきゅう 清漢宮 奏の王宮。
せいき 生気
せいき 青喜
せいきょう 靖共
ぜいきん 税金
せいぐう 西宮
せいけん 旌券  →りょけん(旌券)
せいげん 清玄
せいこう 青江
せいこう 成行
せいこうでん 清香殿
ぜいこく 税穀
せいさい 西崔
せいさい 星彩
せいし 静之
せいしゅう 征州 慶にある州。
せいしゅう 靖州 雁にある州。首都州。
せいしゅう 清秀
せいじゅう 成獣
せいしゅうし 靖州師
せいしゅうと 征州都
せいしょう 成笙
せいじょう 青条
せいしょうぐん 青将軍
せいしん 正寝 王の居宮。燕寝の中心に位置づけられる。
せいしん 西寝
せいしん 星辰
せいしん 青辛
せいじん 成人
ぜいせい 税制
せいそう 裘冕
せいたく 世卓
せいちょう 正庁 ひろま(正庁)
せいちょう 政庁
せいちょう 青鳥 1. 文書を届ける青い鳥。
2. 青鳥1も含んだ、手紙の運搬に用いられる鳥の総称。
 →しらせ(青鳥)とり(青鳥)
せいてい 正丁
せいでん 正殿  →おもや(正殿)
せいでんほう 井田法
せいはく 清白
せいひ 正妃
せいび 1. 整備
2. 均土
1.
2.  →きんど(均土)
せいび 青備
せいめい 姓名
せいめい 世明
せいもん 正門
せいやく 誓約
せいようもん 青陽門
せいらい 正頼
せいりゅうもん 青龍門
せき
せき
せきう 赤烏
せきおうちょう 赤王朝
せきおん 籍恩
せきさくじょう 赤索条
せきし 赤子
せきじょう 碵杖
せきじん 迹人
せきすいだい 積翠台
せきちょうし 射鳥氏
せきちょうしふ 射鳥氏府
せきなんはせいじにあらず 責難は成事にあらず
せきひ 石碑
せきひ 赤比
せきふう 積風
せきらく 赤楽 慶の元号の一。陽子が初めて制定した元号。「楽」の字は恩人である楽俊からとった。
せきりんかん 石林観
せきれい 夕麗
せじゅついん 施術院
せた 勢多 高里と同じ高校の生徒。クラスは2年5組か6組と思われる。体育祭に使う立て看板を制作しているとき、使っていた鋸で築城に怪我を負わせてしまう。その後、保健室まで付き添った。[魔性 p.56 , l.14]
せつ 姓の一。
せっき 節気
せっこ 赤虎
せつざん 折山 凌雲山さえも折れるほどの荒廃。
せっかい 赤海 黄海の南にある内海。三方を巧・奏・才に囲まれている。南部から採れる真珠が最高級品で、玉よりも高価。
せっき 夕暉
せっしゅう 節州 才にある州。首都州。[華胥 p.216 , l.1]
せっしゅうふ 節州府
せつゆう 接祐
せつよう 摂養 慶にある里。建州の薦引郷に属する。州のなかでも麦州に近い場所に位置する。
蓮花はここの街角で予王の弔旗を見た。
せみ
せよこう 施予綱
せん 通貨単位。丸い硬貨と四角い硬貨があり、後者のほうが高価。硬貨自体に値が書いてある。
せん
せん
せんいん 船員
ぜんいん 前院  →まえにわ(前院) →集落・建物>家(四合院)
せんいんごう 薦引郷 慶にある郷。建州に属す。[丕緒 p.311 , l.8(なお、同書p.311 , l.7に「薦引暦」の語が確認できる)]
せんかく 宣角
せんこう 線香
せんこつ 仙骨
せんし 選士
せんし 宣施
ぜんしつ 前室
せんしゃ 戦車
せんしゅう 宣州 慶にある州。
ぜんじょう 禅譲
せんじょうなん 戦場南
せんしん 先新
せんす 扇子
せんすい 仙水
せんせい 老師  →ししょう(老師)
せんせき 仙籍  →世界観>神籍・仙籍
せんそ 践祚  →そくい(践祚)
せんちゃ 煎茶
ぜんでん 前殿
せんにょ 仙女
せんにん 仙人
せんはく 仙伯
ぜんぶ 膳夫  →まかない(膳夫)
ぜんもん 前門
せんりょう 染料
せんりょう 泉陵
姓の一。
そう 四大国の一。奏南国。大陸の南、才・巧に挟まれた位置にある。
そう 1. 奏の国氏。
2. 奏の国王。宗王。
そう
そう 氏の一。
ぞう
そううんきょう 叢雲橋
そうえん 相園
そうえんかん 相園館
そうおう 宗王 1. 奏の国王
2. 櫨先新。現宗王。
そうけ 相家
そうげん 霜元
そうこう 漕溝
そうこうざん 漕溝山
そうこうじょう 漕溝城
そうこうひ 宗后妃
そうこうへい 草洽平
そうこく 奏国
そうしげんくん 送子玄君
そうじょうげんくん 送生玄君
そうじょしょう 相如昇
そうそうのぎ 葬送の儀
そうとう 双刀
そうなんこく 奏南国
そうびょう 宗廟
そうふ 双斧
そうふうきゅう 霜楓宮 恭の王宮。
そうへき 双璧
そうりょ 僧侶
そうりょう 桑陵
そうりん 宗麟 1. 奏の麒麟。
2. 先新を選んだ麒麟。字は昭彰。
ぞく 行政区分の一。里の上、党の下の規模の行政区。
そくい 1. 即位
2. 践祚
1.
2.  →せんそ(践祚)
そくいしき 即位式
そくいのぎ 即位の儀
そくいれい 即位礼
ぞくさつ 賊殺
そけん 祖賢
そこう 岨康
そぜい 租税
そつ
ぞっきょく 俗曲
そっちょう 卒長 軍階級の一。1卒の長。
そつゆう 率由
そで
そどう 梳道
そば 蕎麦
そぼく 泪墨
そらん 素卵 野木に実る卵の素。種類によって大きさが異なるが、真珠のような小さな粒状をしている。野鳥や虫は素卵を啄んで、それを抱えることによって子が入った卵を産む。王が在位中であるなど天が整っている間は、空位時に比べてより多くの素卵が実る。
そり
そん 姓の一。
そんかいもん 巽海門
そんぎょくよう 孫玉葉
そんしょう 孫昭
たい 四極国の一。戴極国。北東の虚海上、雁の対岸にある。
たい 戴の国氏。
たい かつての戴の国氏。失道によって自らの麒麟が亡くなり、新たに成った麒麟の卵果を斬ろうと蓬山を襲った王が亡くなって以降は、泰が新たな国氏となった。
たいい 退位
だいい 大緯  →おおどおり(大緯)とおり(大緯)
たいえい 太衛
たいおう 泰王 1. 戴の国王
2. 乍驍宗。現泰王。
たいおう 代王 1. 戴の国王のうち、国氏が代だった頃の国王。
2. 失道により麒麟を失ったことに逆上し、新たな麒麟が生誕するのを阻もうと捨身木に火をかけた王。
たいか 胎果 [魔性 p.421 , l.4]
たいか 大化 雁国の元号の一。
たいかく 胎殻
だいがく 大学
だいがくせい 大学生 大学に在籍している学生。
たいき 泰麒 1.戴の麒麟。
2.驍宗を選定した麒麟。蓬莱の名前は高里要。字は蒿里。
3.驕王を選定した麒麟。
だいきゅう 大裘
たいきょくこく 戴極国
だいけい 大経  →おおどおり(大経)とおり(大経)みち(大経)
たいげん 大元 雁国の元号の一。
たいこ 太鼓
たいこう 太綱  →さだめ(太綱)
たいこう 大公
だいこうじん 大行人
たいこうのちのかん 太綱の地の巻
たいこうのてんのかん 太綱の天の巻
たいこく 戴国
たいさい 太宰 天官の一。国官。天官長。位は卿伯。
朝議の進行役を務める。
たいさいほ 太宰補
たいさいほ 泰宰輔
たいざん 泰山
だいさんのめ 第三の目
たいし 太師 三公の一。三公の主席。位は侯。
たいし 太子 王の息子。
だいし 大師 春官の一。
だいしくう 大司空 冬官の一。国官。冬官長。位は卿伯。
だいしこう 大司寇 秋官の一。国官。秋官長。位は卿伯。
だいしこうふ 大司寇府
たいしさくしょ 戴史乍書
だいしと 大司徒 地官の一。国官。地官長。位は卿伯。
だいしば 大司馬 夏官の一。国官。夏官長。位は卿伯。
たいしふ 太師府
たいしゃ 大射
たいしゅ 太守 官の一。郡を治める。
たいしょ 大胥
だいしょう 大昌
たいしんびょう 大真廟
たいすい 大翠
だいそうはく 大宗伯 春官の一。国官。春官長。位は卿伯。
たいそうれい 大喪礼
たいたいほ 泰台輔
たいどう 大道
だいとう 大刀
だいどころ 厨房  →ちゅうぼう(厨房)
だいどころばん 厨房番
(たいのほうちょう) (戴の宝重) 名称は不明。戴の宝重の腕輪。
たいびょう 太廟 王が礼拝する所。梧桐宮・福寿殿などと併せて西宮と総称される。
たいふ 大夫 位の一。
たいふ 太傅 三公の一。三公の次席。位は侯。
だいふ 大斧
たいへき 大辟
たいほ 台輔 宰輔。位は公。
たいほ 太保 三公の一。三公の末席。位は侯。
だいぼく 大卜 春官の一。
だいぼく 大僕 夏官の一。 →ごえい(大僕)
だいぼくふ 大卜府
たいまつ 松明
だいもん 大門  →いりぐち(大門)おもてもん(大門)とぐち(大門)もん(大門) →集落・建物>家(四合院)
たいよう 太陽
たかさと 高里 1. 高里要。
2. 高里要の祖母。高里美喜
3. 高里要の母。高里早苗
4. 高里要の弟。高里
5. 高里要の父。高里康貴
たかさとかなめ 高里要
たかさとさなえ 高里早苗
たかさとすぐる 高里
たかさとのたたり 高里の祟り
たかさとみき 高里美喜
たかさとやすたか 高里康貴
たかどの 1. 高楼
2. 阿閣
1.
2.
たかまど 高窓
たから 1. 宝
2. 宝重
1.
2.  →ほうちょう(宝重)
たきぎ  →まき(薪)
たく  →おおたく(大卓)しょうたく(小卓)つくえ(卓)
たくおうざん 卓央山
たくひさん 托飛山
たくほう 拓峰
たくみ
たくろうくん 卓朗君
たけ
たけづつ 竹筒
たけやり 竹槍
たこ
たすき
たち 太刀
たつおう 達王
たつき 活計
たっき 達姐
たっきゅう 拓丘
たづな 手綱
たっぴさん 托飛山
たて 1. 盾
2. 楯
1.
2.
たてもの 1. 建物
2. 堂屋
3. 堂宇
4. 殿堂
5. 閣亭
6. 門闕
7. 門閣
1.
2.  →ひろま(堂屋)むね(堂屋) →集落・建物>家(四合院)
3.
4.  →でんどう(殿堂)ひろま(殿堂)
5.
6.  →もん(門闕)
7.
たな 1. 棚
2. 供案
3. 架台
1.
2.  →かざりだな(供案)
3.
たね
たびげいにん 1. 旅芸人
2. 朱旌
1.
2.  →しゅせい(朱旌)
たま
たま たま
たもと
たより 便り
たらい
たる
たんけいきゅう 丹桂宮
だんご 団子
たんしょう 短章
たんすい 潭翠
だんせん 男仙
だんちゃ 団茶
たんちょく 端直
だんな 1. 旦那
2. 家公
1.
2.  →しゅじん(家公)だんなさま(家公)
だんなさま 家公  →しゅじん(家公)だんな(家公)
たんの 丹野 高里が通う高校の教師で、2人いる化学担当教員のうちの1人。老齢で温厚な性格。後藤が使うテレピン油の臭いを嫌っているため、化学準備室に寄り付かない。[魔性 p.17 , l.9]
だんぽうじ 檀法寺
たんやく 丹薬
だんろ 暖炉
ちいさいの 小さいの
ちいん 知音
ちかきゅう 地下宮
ちかん 地官
ちかんちょう 地官長 地官府の長。 →だいしと(大司徒)
ちくしゃ 畜舎
ちこう 地綱
ちし 地誌
ちしゃ 馳車 2頭立てから4頭立ての馬車。専門業者が営業する。
ちず 地図
ちずぐう 地図宮
ちせき 地籍
ちせん 地仙
ちち
ちつ 1. 本を仕舞って保護するための厚紙や布で作られたケース。
2.  →ほん(本)
ちのみご 乳飲み子 十二国記の世界では、子供は乳を飲んで育つ事が窺える。
ちほうかん 地方官
ちほうふ 地方府
ちまき
ちみゃく 地脈
ちもん 雉門
ちもん 地門
ちゃ
ちゃき 茶器
ちゃしつ 茶房
ちゃぼん 茶盆
ちゅう 姓の一。
ちゅういん 中院  →なかのにわ(中院)
ちゅうがく 中岳 崇山の別名。
ちゅうかつ 仲活
ちゅうきゅうかん 中級官
ちゅうぐん 中軍
ちゅうごく 中国
ちゅうざん 中山 崇山の別名。
ちゅうし 中士 位の一。
ちゅうじつ 中日
ちゅうしゅう 中秋
ちゅうたいふ 中大夫 位の一。
ちゅうたつ 仲韃
ちゅうてつ 鋳鉄
ちゅうてん 中天
ちゅうぼう 厨房  →だいどころ(厨房)
ちゅうもん 中門 1.  →集落・建物>家(四合院)
2.
3. 雉門の別称。
4.
ちゅうようし 中陽子
ちゅうろう 柱廊
ちゅちん 蛛枕
ちょう 姓の一。
ちょううん 張運
ちょうえき 徒刑
ちょうかんきゅう 長閑宮 才の王宮。
ちょうき 弔旗
ちょうぎ 朝議 王・宰輔・六官三公を始めとする主要官によって行われる会議。
ちょうぎのま 朝議の間
ちょうくん 長裙
ちょうけん 長剣
ちょうこう 長向
ちょうさい 冢宰 国官。諸官の長。六官のまとめ役。位は侯。
かつては太宰が務めていた。
ちょうさいふ 冢宰府
ちょうさいほ 冢宰輔
ちょうし 朝士 秋官の一。国官。警務法務を司り、諸侯諸官の行状を監督する。位は下大夫。
ちょうしょう 寵妾
ちょうしん 朝臣
ちょうせい 張清
ちょうつがい 蝶番
ちょうてい 朝廷
ちょうてん 長天
ちょうどう 冢堂  →どう(冢堂)
ちょうどう 朝堂
ちょうふく 朝服
ちょうほう 長袍  →うわぎ(長袍)
ちょうほう 朝袍
ちょうめいきゅう 長明宮 王の親族が住まう所。燕朝のうち、後宮の東に位置する。嘉永宮と併せて東宮と総称される。
ちょうめいでん 長明殿 長明宮の正殿。才では、長明殿で太師と太保が王によって殺される事件が発生した。
ちょうゆう 長右 妖魔の一。
ちょうらくでん 長楽殿
ちょうろう 1. 長老
2. 閭胥
1.
2.  →りょしょ(閭胥)
ちょくとう 直刀
ちょくめい 勅命
ちょくれい 勅令
ちょだい 紵台
ちょとつ 猪突
ちり  →ごみ(塵)
ちりあくた 塵芥  →ごみ(塵芥)
ついき 築城 高里と同じ高校の生徒。クラスは高里と同じ2年6組。広瀬が教育実習に来た年から化学準備室に出入りするようになった。高校が所在する地域が開発される前からの地元民で、高里が神隠しに遭った事を知っていた。高里とは別の中学出身だが、塾で一緒の生徒が高里と同じ中学校に通っており、その生徒を通して祟りの噂を知った。当初は祟りを信じていなかったが、教えてくれた生徒が「祟られて死んでしまう」と泣きついてきた後日に死亡し、また、高里と同じクラスになった際に同級生から祟りの詳細について聞かされた事もあって、高里を気味悪く感じて忌避するようになる。神隠しの話を橋上に広めた報復に足を負傷してから連日学校を休んでいたが、6日後に再び登校するようになった。自分が負傷したならば橋上の身にも何かが起こると心配していた事からも、現在は高里の祟りを信じているようだが、高里を崇めようと勧める坂田には同調しなかった。これには、もともと坂田を嫌なタイプだと思っていた事や、坂田が記者に高里の情報をリークしている姿を目撃した事が影響しているかもしれない。学校の倒壊に巻き込まれ、生死不明となる。[魔性 p.40 , l.11]
ついたて 衝立
ついてんばん 槌天盤
つうか 通貨  →経済>通貨
つうろ 1. 通路
2. 歩廊
3. 走廊
1.
2.  →ほろう(歩廊)
3.  →かいろう(走廊)ろうか(走廊)
つえでひゃくだ 杖刑百打
つか 剣柄
つき
つくえ 1. 机
2. 卓
3. 大卓
4. 方卓
5. 食卓
6. 書卓
7. 卓子
8. 石案
9. 床几
1.
2.  →たく(卓)
3.
4.  →えんたく(円卓)
5.
6. ものを書いたり事務作業をしたりするための机。現代で言うところのデスクにあたると思われる。
7.
8. 主に屋外使用を目的とした石造りのテーブルと思われる。
9.  →こしかけ(床几)
つた
つち
つつ
つつみ
つな
つばめ
つぼ
つぼにわ 庭院  →なかにわ(庭院)にわ(庭院)ひろば(庭院)
つめしょ 1. 詰め所
2. 詰所
3. 敵楼
1.
2.
3.
つる
つるべ 釣瓶
つりばし 吊り橋
ていえい 禎衛
ていえん 1. 庭園
2. 園林
1.
2.  →えんりん(園林)にわ(園林)
ていきびん 定期便
ていしゅ 亭主
ていしゅう 貞州 雁にある州。
ていせつ 定摂
ていぼう 堤防
ていもん 庭門
ておけ 手桶
ておの 手斧
てかご 手籠
てかせ 手枷
てがみ 手紙  →しらせ(青鳥)ふみ(文)
てきめんのつみ 覿面の罪
でくにんぎょう 木偶人形
でし 1. 弟子
2. 徒弟
1.
2.
てしょく 手燭
でたらめ 1. 出鱈目
2. 飛言
1.
2.
てつ
てつい 轍囲
てついのたて 轍囲の盾
てっかん 鉄環
てっこう 手甲
てっこう 鉄甲
てつごうし 鉄格子
てっすい 鉄錘
てっそう 鉄槍
てってき 鉄笛
てつなべ 鉄鍋
てつばしご 鉄梯子
てつびん 鉄瓶
てぬぐい 1. 手拭い
2. 手巾
1.
2.
てはいしょ 手配書
てら
てんい 天意  →世界観>王と麒麟
てんかん 天官 天官府に所属する官。王や近親者などの身辺を整える。
てんかんちょう 天官長 天官府の長。 →たいさい(太宰)
てんかんちょうふ 天官長府
てんかんふ 天官府
てんげ 転化 人でない姿から人の姿に変わること。 →てんぺん(転変)
てんけい 典刑
てんけい 天啓
てんけん 天犬 妖魔の一。
てんけん 恬県
てんこう 天綱
てんごうしゃ 塡壕車
てんさんどう 天三道
てんし 天子
てんしょうでん 典章殿 後宮の正殿。
てんしん 天神
てんしんにょしん 天神女神
てんじんびょう 天神廟
てんせい 天井
てんせん 天仙
てんちょく 天勅
てんてい 天帝
てんていびょう 天帝廟
でんどう 殿堂  →たてもの(殿堂)ひろま(殿堂)
てんのはいざい 天の配剤
てんば 天馬 妖獣の一。
てんはく 天伯
てんふこう 典婦功
てんぺん 転変 姿を他のものに変えること。とくに麒麟が普段の人形から本来の獣形に姿を変えることを言う。 →てんげ(転化)
てんぽ 店舗
てんまく 天幕
てんまど 天窓
てんめい 天命
でんりょう 田猟 地官の一。国官。人民を管理し、納税のための台帳を管理する。
とあみ 投網
とう
とう 行政区分の一。族の上、県の下の規模の行政区。
どう 1. 堂
2. 冢堂
1.  →いま(堂)なかのま(堂)ひろま(堂)へや(堂)
2.  →ちょうどう(冢堂)
どう
どういん 道院
とうか 東架
とうか 登遐
とうかく 東郭
とうがく 東岳 蓬山の別名。
とうかん 冬官 冬官府の官。
どうかん 道観
とうかんこうしょう 冬官工匠
どうかんじいん 道観寺院
とうかんちょう 冬官長 冬官府の長。 →だいしくう(大司空)
とうかんふ 冬官府
とうき 陶器
とうき 冬器 妖魔に攻撃が通用するように特殊な呪が施された武器。神籍や仙籍に入っている者を傷付けることもできる。値は普通の武器の10倍ほど。冬官府でしか製造できない事を名の由来とする。 →ぶき(冬器)
どうきょう 道教
とうきょく 登極 王が即位すること。
とうぐう 東宮 燕朝のうち、後宮の東に位置する宮。長明宮・嘉永宮の総称。宮の奥には後宮と繋がる門がある。
王と東宮の居住者と、その身辺を整える天官以外に立ち入ることができない決まりになっている。また、居住者以外は門兵や王であっても武器の持ち込みは禁じられている。
とうぐうもん 東宮門
とうけん 刀剣  →かたな(刀剣)
とうさつ 闘殺
とうざん 東山 蓬山の別名。
とうし 彤矢
とうじ 冬至
どうし 道士
とうじき 陶磁器
どうしそうりょ 道士僧侶
とうじのさいれい 冬至の祭礼
とうしゃく 陶鵲
とうしゃくき 投鵲機
どうしゅ 洞主
どうしゅう 道州 柳にある州。
とうしょう 冬匠
どうじん 同仁
とうせきき 投石器
とうてつ 饕餮 妖魔の一。
とうと 党徒
どうはん 道範
どうばん 銅板
どうふ 洞府
どうふく 道服
どうぼう 道帽
とうみょうだい 灯明台
どうもり 堂守
とうりんえん 桃林園
とうろう 灯篭
とおいやま 遠い山
とおり 1. 通り
2. 環途
3. 大経
4. 大緯
1.
2.  →かんと(環途)
3.  →おおどおり(大経)だいけい(大経)みち(大経)
4.  →おおどおり(大緯)だいい(大緯)
とおりな 通称
とかげ 蜥蜴
どきゅう 弩弓  →いしゆみ(弩弓)
どく
どくこく 独谷
とくしいん 得之院
とぐち 1. 戸口
2. 大門
3. 框窓
1.
2.  →いりぐち(大門)おもてもん(大門)だいもん(大門)もん(大門) →集落・建物>家(四合院)
3. →いりぐち(框窓)
とくゆう 徳裕
とけい 1. 時計
2. 漏刻
1. 範国製の高価なねじ巻式の時計についての描写がある。
2. 水を動力とした時計。ろうこく。
とけいだい 時計台 雁にある烏号という港町にて、陽子が時計台を見る描写がある。動力は不明。 →とけい(時計)
とこう 都講
とこよ 常世
とこよこく 常世国
とし 都市
とし
としごろ 年貌  →としのころ(年貌)よわい(年貌)
としのころ 1. 歳のころ
2. 年貌
1.
2.  →としごろ(年貌)よわい(年貌)
とじょう 途城
としょふ 図書府
としん 杜真
どせん 弩箭
とっき
とていどう 斗梯道
ととき 十時 高里が通う高校の養護教諭。教育実習生の広瀬と同年代。明るく陽気に振舞う。高里の祟りについては、メディアに取り上げられるまで知らなかったらしい。ニュータウンの海沿いに建つワンルームマンションに住み、軽自動車で通勤している。マスコミに追われる高里や広瀬のため、繰り返し車で送り迎えしたり、マンションの自室を日用品ごと提供したりと協力する。学校倒壊直後に、後藤が無事を確認している。[魔性 p.54 , l.14]
となんのつばさをはる 図南の翼を張る
とのい 宿衛
とばく 賭博
とばり 1. 帳
2. 幄
1.
2.
どひ 土匪
どびん 土瓶
どへい 弩兵
とべら 海桐花
とら
とら とら
どら 銅鑼
とり 1. 鳥
2. 鶏
3. 青鳥
1.
2.  →にわとり(鶏)
3.  →せいちょう(青鳥)
とりしらべ 1. 取り調べ
2. 鞫問
1.
2.  →じんもん(鞫問)
とりで 1. 砦
2. 郭
1.
2.
どれい 奴隷
どんぐり 団栗 団栗を実らせた木の樹種は不明。
とんこう 遁甲
とんこう 敦厚
とんこうじゅつ 遁甲術
どんぶり
(な)  →世界観>名前
(ないかい) 内海
ないかんと 内環途  →かんと(環途)
ないぐう 内宮
ないさい 内宰
ないさいふ 内宰府
ないし 内史 春官の一。
ないしふ 内史府
ないじゅ 内豎
ないじょう 内城
ないしょうしん 内小臣
ないしん 内臣
ないちょう 内朝
ないでん 内殿
ないへき 内壁
なえ
なおたか 尚隆
ながいす 1. 長椅子
2. 榻
1.
2.
なかじま 中嶋 1. 中嶋陽子。
2. 中嶋陽子の母。中嶋律子。
3. 中嶋陽子の父。中嶋正志
なかじままさし 中嶋正志
なかじまようこ 中嶋陽子
なかじまりつこ 中嶋律子
なかにわ 1. 中庭
2. 院子
3. 庭院
1.
2.  →いんし(院子)にわ(院子) →集落・建物>家(四合院)
3.  →つぼにわ(庭院)にわ(庭院)ひろば(庭院)
なかのにわ 中院  →ちゅういん(中院)
なかのま  →いま(堂)どう(堂)ひろま(堂)へや(堂)
なかま 党羽  →しゅうだん(党羽)
なく 鳴く
なげやり 標槍 武器の一。
なし
なた
ななわりいっしん 七割一身
なべ
なまえ 1. 名前
2. 氏字
 →世界観>名前
なまぐさなもの 腥なもの
なや 納屋
なるいし 磬石
なるこ 鳴子
なわ
なんこうぎょく 軟紅玉
なんしょう 南牆
なんせつどう 南雪道
なんと 南斗
なんみん 1. 難民
2. 荒民
1.
2.  →こうみん(荒民)
なんようごう 南擁郷 戴にある郷。
なんりょう 南嶺
なんりょうごう 南嶺郷
にえるでーけー 2LDK
にぐるま 荷車
にせい 二声
にせいきゅう 二声宮
にせいし 二声氏
にっしょく 日蝕 十二国の世界にも日蝕が存在する。楽俊のセリフにより確認できるのみで、詳細については不明。
にほん 日本
にもつ 1. 荷物
2. 笈筺
1.
2.  →おいばこ(笈筺)はこ(笈筺)
にょかい 女怪 麒麟が従える生物の一。麒麟の保護者であり、護衛としても振舞う。全ての女怪には「白」という姓が与えられる。
蓬山にある捨身木の枝に麒麟の卵果が成ると、その枝と対をなす根に女怪の卵果が成って一夜で孵る。その卵果は、誰にもがれることなく、ひとりでに落ちて孵る。生まれてから麒麟が孵るまで、木の下で卵果を守り続けるほど、情が深い。麒麟の卵果が熟すと女怪がもぎ、孵ってからは乳を与えて麒麟を育てる。
にょかん 女官
にょしん 女神
にょせん 女仙
にわ 1. 庭
2. 院子
3. 庭院
4. 正院
5. 後庭
6. 園林
7. 苑
8. 廷
1.
2.  →いんし(院子)なかにわ(院子) →集落・建物>家(四合院)
3.  →つぼにわ(庭院)なかにわ(庭院)ひろば(庭院)
4.  →おもや(正院)
5.
6.  →えんりん(園林)ていえん(園林)
7.
8.
にわとり  →とり(鶏)
にんとうぜい 人頭税
にんよう 人妖
ぬの 1. 布
2. 布巾
1.
2.  →ふきん(布巾)
ぬひ 奴婢
ねいしゅう 寧州
ねえちゃん 1. ねえちゃん
2. 小姐
1.
2.
ねこ
ねずみ
ねどこ 1. 寝床
2. 牀榻
3. 臥牀
4. 交床
1. [月影(上) p.126 , l.15]
2.  →しょうとう(牀榻)ねま(牀榻)
3.  →しんだい(臥牀)
4.  →こうしょう(交床)
ねま 牀榻  →しょうとう(牀榻)ねどこ(牀榻)
ねまき 1. 寝間着
2. 被衫
1.
2.
のうか 農家
のうしつ 納室
のうぜい 納税
のこぎり
のすえ 野末 高里と同じ高校の生徒。1年生。化学準備室の常連。噂はあまり信じないが、噂話をするのは好き。3年の橋上と親しいらしく、橋上の手先が器用なことや、住所や自宅の様子も把握している。2年の岩木について「あれで結構正義漢」と評していた他、岩木が死んだ翌日に教室にあった菊をとって化学準備室で手向けたり、葬式の日取りを知っていたりと、岩木とも親しかった可能性がある。橋上・杉崎とともに広瀬のお別れ会を開く。学校の倒壊に巻き込まれ、生死不明となる。[魔性 p.41 , l.12]
のみ
のらぎ 袍子 廉王が農作業をする際に着用していた服。 →うわぎ(袍子)きもの(袍子)ほうし(袍子)
のろい 呪い  →まじない(呪い)
はいか 麾下  →きか(麾下)ぶか(麾下)
はいきょう 背享 柳にある里。港街。
はいこうまち 廃鉱町
はいもん 牌門
はいり 廃里
はいろう 配浪 巧にある里。淳州符楊郡廬江郷槇県に属す。十二国の世界に渡った陽子が捕まって保護された里。
はか 1. 墓
2. 冢墓
1.
2.
ばか 1. バカ
2. 莫迦
3. 馬鹿
1.
2.
3.
はがね
はかほり 墓堀り
はかま 長袴
はかもり 1. 墓大夫
2. 墓士
1.
2.
はかり
はぎ
はく
はく 位の一。
はく 姓の一。
ばぐ 馬具
はくいさい 尹灑
はくおう 薄王
はくかいこ 白芥瑚
はくぎゅう 博牛
はくぐん 白郡 雁にある郡。
ばくこう 麦侯
ばくこうや 駁更夜
はくさんし 白汕子
はくし 白幟
ばくしゅう 麦州 慶にある州。
ばくしゅうぐん 麦州軍
ばくしゅうこう 麦州侯
はくじょう 白条
はくせんせい 摶老師
はくたく 白沢
はくち 白雉 1. 霊鳥の一。一生に2度しか鳴かず、所有する国の王が即位したときに人語で「即位」と鳴き、同じく王が退位したときに「崩御」と鳴く。先の鳴き声を「一声」、後の鳴き声を「二声」と言う。白雉は二声を鳴いて一刻としないうちに死ぬため、二声を特に「末声」と言う。二声とも別称される。死後に切り落とされた足は硬く変じ、玉璽の代わりとして利用される。
2. 雁の元号の一。「大化」の後、「大元」の前の元号。87年続いた。
ばくち 1. 博打
2. 博奕
1.
2.
はくちがおちる 白雉が落ちる (比喩的に)王が崩御すること。白雉は王が崩御すると二声を鳴いて死に、結果として止まり木から落ちる事を由来とする。
はくてん 白貂
はくと 白兎
はくとう 白桃
はくび 白備
はくぼく 白墨
はくめんのたて 白綿の盾/白綿の楯
はくよう 白陽 雲海の上において、空気全体が白い光を放っているように輝く現象。下界に雪が積もっており、雲が晴れきって雲海の上から下界へ視線が通るときに、雪の照り返しによって起こる。これが起きている間は雪の照り返しによって雲海が白く輝くため、雲海の上から下界の様子を見て取ることは困難。
はくよくひ 白沃飛
ばくりょう 1. 幕僚
2. 軍吏
1.
2.  →ぐんり(軍吏)
はくろう 白琅
ばくろう バクロウ 巧にある地名と思われる。
はくろうざん 白琅山
はけ 刷毛
はこ 1. 箱
2. 筺
3. 笈筺
4. 書笈
5. 石函
1.
2.
3.  →おいばこ(笈筺)にもつ(笈筺)
4.
5.
ばこう 馬侯
はさみ
はざん 琶山 才国保州の塵県にある凌雲山。翠微君梨耀という飛仙が住む山。
はし
ばし 馬子
はしがみ 橋上 高里と同じ高校の生徒。クラスは3年5組。化学準備室の常連。手先が器用で日曜大工もこなすオタク。高里の祟りや神隠しのことは、築城から教えられるまで知らなかった。築城に口止めされていたにも関わらず直接高里へ神隠しについて尋ねた直後に、ひとりでに動いた釘が手に刺さって負傷する。自分を傷付けた釘を「幽霊を信じない自分の考えが変わるきっかけになるかも」と記念に持ち帰ったり、神隠しに遭っていた間は宇宙人の生体実験を受けていたのではないかと高里に言ったりと、変わったところがある。謎の女と一つ眼の犬が「キ」について尋ねてくる怪談を、広瀬たちに教えた。野末杉崎とともに広瀬のお別れ会を開く。学校倒壊時は、被害を免れた体育館にいたため無事だった。[魔性 p.41 , l.13]
はしけ
はしご 梯子
はしため
ばしゃ 馬車
ばしゅう 馬州 戴にある州。
ばしゅうし 馬州師
ばじゅつ 馬術
はじょう 玻娘
はす
ばそり 馬橇
はた 1. 旗
2. 幡
3. 幢
4. 黄旗
1.
2. 
3.
4.  →きりんき(麒麟麒)こうき(黄旗)
はた
はたけ 1. 畑
2. 菜圃
1.
2.
 →えんぽ(園圃)えんゆう(苑囿)さいえん(菜園)
はち
はちみつ 蜂蜜
はっかい 白海 黄海の西にある内海。三方を才・範・恭に囲まれている。
はっき 白旗
はっききゅう 白亀宮
はっけ 八卦
はっけいきゅう 白圭宮 戴の王宮。
はっこう 八侯
ばっこう 麦侯
はっしゅう 八州
はっしゅうし 八州師
はと
はなかざり 1. 花飾り
2. 花鈿
1.
2.
はなれ 1. 倒座
2. 廂房
3. 廂館
4. 廂殿
5. 側院
6. 後院
1.  →こや(倒座) →集落・建物>家(四合院)
2.  →へや(廂房) →集落・建物>家(四合院)
3.
4.
5.  →よこにわ(側院)
6.  →うらにわ(後院)へや(後院)
ばね 発条
ばふく 馬腹 妖魔の一。
はぼく 芭墨
ばめん 馬面
はり
はり 玻璃  →がらす(玻璃)
はりきゅう 玻璃宮
はりつけ 磔刑
はりやま 針山
はん 四大国の一。範西国。大陸の西、恭・才に挟まれた位置にある。
はん 範の国氏。
はんおう 氾王 1. 範の国王。
2. 呉藍滌。現氾王。
ばんき 旛旗
はんきょ 班渠
はんけつ 決獄
はんけん 坂県 芳にある県。
はんこ 半袴
ばんこ 万賈
はんこく 範国
はんこくこくしゅ 範国国主
はんし 半嗣
はんじゅう 半獣
はんせい 蕃生
はんせいこく 範西国
はんせん 帆船
ばんぼう 半房
ばんみんはけんこうにくらすこと 万民は健康に暮らすこと
はんりん 氾麟 1. 範の麒麟。
2. 呉藍滌を選んだ麒麟。字は梨雪。
ひえん 飛燕
ひおう 比王
ひおけ 火桶
ひかり 1. 光
2. 幽光
1.
2.  →あかり(幽光)
ひかりごけ 光蘚
ひざかけ 膝掛け
ひしゃく 柄杓
ひしょ 丕緒
びしん 微真
ひすい 翡翠
ひせん 飛仙
ひそ 飛鼠 妖魔の一。
ひぞく 匪賊  →ごろつき(匪賊)
びちく 1. 備蓄
2. 義倉
1.
2.  →ぎそう(義倉)
ひつおう 必王
ひつぎ
ひつじ
ひっぽう 畢方 妖魔の一。鳥もしくは兎のような姿をした火災をもたらす妖魔だと思われる。[図南 p.30 , l.11]
ひとう 飛刀
ひとえ 単衫
ひばち 1. 火鉢
2. 火炉
3. 火壺
ひばな 剣花  →けんか(剣花)
ひま 閑暇
ひみん 罷民
ひめ 嬌娘
ひや 1. 火矢
2. 火箭
1.
2.
ひゃくたたき 笞杖
ひゃっか 百稼
びゃっこもん 白虎門
ひょう
びょう
びょういん 病院
ひょうき 驃騎
ひょうそうし 馮相氏
ひょうちゅう 標仲
びょうどう 廟堂
びょうぶ 屏風  →へいふう(屏風)
ひょうふうのおう 飄風の王 麒麟の選定が始まって最初の昇山者の中から選ばれた王。傑物かそうでないかのどちらかだと言われる。
ひょうふうはちょうをおえず 飄風は朝を終えず
ひる
ひる 1. 昼
2. 午
1.
2.
ひれ 1. 被巾
2. 霞披
1.
2.
ひろせ 広瀬
ひろば 1. 広場
2. 庭院
1.
2.  →つぼにわ(庭院)なかにわ(庭院)にわ(庭院)
ひろま 1.広間
2. 堂
3. 堂室
4. 堂屋
5. 穿堂
6. 下堂
7. 正堂
8. 殿堂
9. 庁
10. 門庁
11. 前庁
12. 堂庁
13. 正庁
14. 過庁
15. 花庁
1.
2.  →いま(堂)どう(堂)なかのま(堂)へや(堂)
3.  →いま(堂室)へや(堂室)
4.  →たてもの(堂屋)むね(堂屋) →集落・建物>家(四合院)
5.
6.  →しもや(下堂)
7.  →へや(正堂)
8.  →たてもの(殿堂)でんどう(殿堂)
9.
10.  →いりぐち(門庁)もん(門庁)もんちょう(門庁)
11.
12.  →へや(堂庁)
13.  →せいちょう(正庁)
14.  →かちょう(過庁)
15.  →おおひろま(花庁)かちょう(花庁)きゃくま(花庁)
ひんけん 品堅
ひんまん 賓満 妖魔の一。
ひんまんつき 賓満憑き
1. 長さを表す単位。
2. 広さを表す単位。
広さを表す単位。
ふうかん 風漢 尚隆の市井での仮の姿。
(ふうこうけい) (風向計)
ふうすい 風水
(ふうそくけい) (風速計)
ふうぼう 風帽  →ずきん(風帽)
ふうみゃく 風脈
ふうりょう 封領
ふえ
ふおう 扶王 先々代の采王。
ぶか 1. 師帥
2. 麾下
3. 麾兵
1.  →かしかん(師帥)しきかん(師帥)しすい(師帥)
2.  →きか(麾下)はいか(麾下)
3.  →へいし(麾兵)
ぶかん 武官
ふき
ふき 不諱
ぶき 1. 武器
2. 戈剣
3. 冬器
1.
2.
3.  →とうき(冬器)
ぶきや 1. 戚幟
2. 架戟
1.
2.
ふきゅういん 浮丘院
ふきん 布巾  →ぬの(布巾)
ふくじゅでん 福寿殿 子や実りを願う路木がある所。梧桐宮・太廟などと併せて西宮と総称される。
ふくしょう 伏勝
ふくれい 伏礼 礼の一。跪礼よりさらに深い礼。叩頭礼もこれに含まれる。
ふくれいをはいす 伏礼を廃す
ふけ 赴家
ふげんじ 普賢寺
ぶこ 武庫
ふごう 浮濠
ふし 府史
ふしき 不識
ぶしゅう 武州 慶にある州。
ぶしょ 府署
ふしょう 傅相  →きょうし(傅相)
ぶじょう 部丞
ふせ 布施
ふぜい 賦税
ぶそうせん 武装船
ふた
ふだ 1. 札
2. 対聯
1.
2.
ぶた
ぶたい 1. 部隊
2. 両伍
3. 一旅
4. 師旅
1.
2.
3.
4.
ぶっきょう 仏教
ふで
ふところ
ふとん 1. 布団
2. 衾
3. 衾褥
1.
2.  →かけぶとん(衾)
3.
ぶな 山毛欅
ぶなのみ 山毛欅の実
ふね
ふはく 普白 恭の元号の一。
ふばこ 文箱
ふみ  →しらせ(青鳥)てがみ(手紙)
ふみん 浮民 戸籍を持たない民。犯罪者・難民・海客・山客など多様な背景を持った者が含まれる。独自の社会を築いて、珍しい物品や情報を元に生計を立てる浮民もいる。滞在地域において差別を受ける傾向がある。
 →世界観>身分と礼と差別
ぶやく 夫役
ふよう 芙蓉
ふようぐん 符楊郡 の郡の一。淳州に属し、州の東部に位置する。[月影(上) p.102 , l.6]
ふり 府吏  →げかん(府吏)
ふるぎや 古着屋
ふれ 布令
ふろ 風呂
ぶんえん 文遠
ふんかきゅう 芬華宮 柳の王宮。
ぶんかん 文官
ぶんき 文姫
ぶんこうしゅ 文公主
ぶんこうどう 文江道
ぶんしゅう 文州
ぶんしゅうこう 文州侯
ぶんしゅうし 文州師
ぶんしゅうじょう 文州城
ぶんしょ 文書
ぶんちょう 文張
ぶんちん 文鎮
ぶんぼうしほう 文房四宝
へい 1. 塀
2. 擁壁
3. 墻壁
4. 囲墻
5. 郭壁
1.
2.
3.  →かこい(墻壁)
4.  →かこい(囲墻)
5.  →かくへき(郭壁)かこい(郭壁)
へい
へいえき 兵役
へいこ 兵庫
へいし 1. 兵士
2. 士卒
3. 麾兵
1.
2.
3.  →ぶか(麾兵)
へいそつ 兵卒
へいたい 兵隊
へいたん 兵站
へいちゅう 平仲
へいふう 屏風  →びょうぶ(屏風)
へいふく 平服
へいふく 平伏
へき
へきかげんくん 碧霞玄君
へきしょう 碧霄
へきそうじゅ 碧双珠 慶の宝重。
へきらくじん 壁落人
べつじ 別字
べっしつ 廂室
べつでん 別殿
べにすいしょう 紅水晶
べにばな 紅花
へび
へや 1. 部屋
2. 室
3. 房間
4. 房室
5. 堂
6. 堂室
7. 正堂
8. 廂房
9. 房庁
10. 堂庁
11. 後院
12. 客房
1.
2.
3.
4.
5.  →いま(堂)どう(堂)なかのま(堂)ひろま(堂)
6.  →いま(堂室)ひろま(堂室)
7.  →ひろま(正堂)
8.  →はなれ(廂房) →集落・建物>家(四合院)
9.  →おおべや(房庁)
10.  →ひろま(堂庁)
11.  →うらにわ(後院)はなれ(後院)
12.  →きゃくしつ(客房)きゃくま(客房)
へやぎ 部屋着
ほう  →うわぎ(袍)
ほう
ほう
ほう 四極国の一。芳極国。北西の虚海上、恭の対岸にある。
ほう 芳の国氏。
ぼう 広さを表す単位。
ぼう
ほうえ 法衣
ほうおう 鳳凰
ほうおう 峯王 1. 芳の国王。
2. 先の峯王。字は仲韃。
ほうが 奉賀 才と奏の国境にある里。[華胥 p.236 , l.11]
ほうかく 豊鶴
ほうき
ほうき 峯麒
ほうぎょく 宝玉
ほうきょくこく 芳極国
ぼうぎょへき 戦棚
ぼうぐ 甲器
ぼうぐぶぎ 甲兵
ほうこ 宝庫
ほうこう 包荒
ほうこく 芳国
ほうさん 袍衫  →じょうげ(袍衫)
ほうざん 蓬山 [魔性 p.271 , l.6]
ほうざんこう 蓬山公
ぼうし 氈帽
ほうし 袍子  →うわぎ(袍子)きもの(袍子)のらぎ(袍子)
ほうしゅ 宝珠
ぼうしゅう 茅州 柳にある州。
ぼうしゅく 駹淑
ほうじゅつ 方術
ほうじゅつしゃ 方術者
ほうじゅん 方順
ほうしょ 奉書
ぼうず 1. 坊主
2. 小童
1.
2.  →こども(小童)ぼうや(小童)
ほうすう 鵬雛
ほうせ 法施
ほうせんせい 豊老師
ほうたく 豊沢
ほうちょう 宝重  →たから(宝重)
ほうてい 獄訟
ほうてん 法典
ほうてんでん 奉天殿
ほうと 酆都
ほうめい 鳳鳴
ぼうもん 卯門
ぼうや 1. 坊や
2. 小童
1.
2.  →こども(小童)ぼうず(小童)
ほうよくにのる 鵬翼に乗る
ほうらい 蓬莱
ほうらいこく 蓬莱国
ほうらいじん 蓬莱人
ほうりょう 芳陵
ほうりん 峯麟 1. 芳の麒麟。
2. 仲韃および先代の王を選んだ麒麟。
ほうろう 琺瑯
ぼうろう 望楼
ほうろきゅう 蓬廬宮 [魔性 p.367 , l.16]
ほうろく 法籙
ほうろぐう 蓬廬宮
ほかん 輔官
ぼく 姓の一。
ほくい 北韋
ほくい 北囲
ほくいごう 北韋郷
ほくぐう 北宮 王后の住まい。小寝の奥、燕朝の最奥に位置する。
ぼくし 墨幟
ぼくじん 木人
ほくすい 北水
ぼくせん 卜占
ぼくとう 朴刀
ぼくはく 牧伯 官の一。国官。王の勅命によって各州の州侯を監督する。位は卿伯。
ほくよう 北容
ぼくようざん 墨陽山
ほくりょう 北嶺
ほくりょうけん 北梁県 巧にある県。
ほくりょうごう 北嶺郷
ほくろ 北路
ほげつ 蒲月
ほこ 1. 戈
2. 戟
1.
2.  →げき(戟)
ほこう 保衡
ほこら
ほしゅう 保州 才にある州。
ぼしょ 墓所
ほしょう 歩墻  →みはりば(歩墻)
ほしょうし 保章氏 春官の一。暦を作る。
ほすいいん 保翠院 奏全土に点在する荒民・浮民の救済施設。首長に大翠という役を立てている。久しく、宗公主の文姫が大翠を務めている。
ほそ 蒲蘇 芳国の首都。
ぼたん 牡丹
ほっかく 北郭
ほっけん 北乾 恭の地名。行政区分は不明。
ぼっこ 没庫
ほときゅう 甫渡宮
ほへい 歩兵
ほよう 葆葉
ほり
(ほりし) 彫師
ほろ 1. 幌
2. 蔽
1.
2.
ぼろ 1. 襤褸
2. 褐衣
1.
2.  →かちえ(褐衣)
ほろう 歩廊  →つうろ(歩廊)
ほん 1. 本
2. 帙
1.
2.  →ちつ(帙)
ぼん 1. 盆
2. 茶盤
1.
2.
ほんま 笨媽
まいない
まえにわ 1. 前庭
2. 前院
1.
2.  →ぜんいん(前院)
まかない 1. 賄い
2. 膳夫
1.
2.  →ぜんぶ(膳夫)
まき  →たきぎ(薪)
まぐさ
まくら 1. 枕
2. 靠枕
1.
2.
まじない 1. まじない
2. 呪い
1.
2.  →のろい(呪い)
まじゅつ 魔術
またたび マタタビ
まち 1. 町
2. 里
3. 街
4. 里廬
1.
2.  →り(里)
3.
4.  →しゅうらく(里廬)まちまち(里廬)りろ(里廬)
まちびと 里人
まちまち 1. 里廬
2. 里々
1.  →しゅうらく(里廬)まち(里廬)りろ(里廬)
2.
まつ
まつじ 末寺
まっせい 末声 白雉が死ぬ直前に鳴く声。二声。その国の王の崩御を知らせる。基本的に「崩御」とだけ鳴くが、王の退位が禅譲であった場合に限り、遺言を伝えることがある。 →はくち(白雉)
まつやませいぞう 松山誠三
まつり 1. 祀
2. 祭祀
3. 郊祀
1.
2.
3.  →こうし(郊祀)
まつりか 茉莉花
まど 1. 窓
2. 漏窓
3. 転射
1.
2.
3.
まとう 魔刀
まもの 魔物
まりょく 魔力
まるはなばち 熊蜂
まんおうせき 満甕石
まんじゅう 1. 饅頭
2. 麵包
1.
2.
まんちょう 幔帳
みかづき 三日月
みかど
みす 1. 御簾
2. 珠簾
1.
2.  →すだれ(珠簾)
みずあめ 水飴
みずがめ 1. 水甕
2. 水瓶
1.
2.
みずごけ 水苔
みずさし 水差し
みせ 1. 店
2. 廛舗
1.
2.
みせいねん 未成年
みぞ 1. 溝
2. 箭槽
1.
2.
みち 1. 道
2. 途
3. 経緯
4. 大経
5. 里路
1.
2.
3.  →おおどおり(経緯)
4.  →おおどおり(大経)だいけい(大経)とおり(大経)
5.
みつばち 蜜蜂
みね 刀背
みのり 禾黍
みはりば 1. 歩墻
2. 箭楼
3. 坐候楼
1.  →ほしょう(歩墻)
2.  →やぐら(箭楼)
3.
みみかざり 1. 耳墜
2. 耳環
1.
2.
みやこ
(みょうじ) 名字
みんか 民居
みんかんしゅうきょう 民間宗教
みんかんじゅじゅつ 民間呪術
むいせ 無畏施
むかしばなし 昔噺
むぎ
むげんきょう 夢幻郷
むし 1. 虫
2. 蟲
1.
2.
むしぱん 蒸しパン 陽子が楽俊の母から「蒸しパンを御馳走してもらいました。」と言っている事しか確認できないため、料理の正確な名称や詳細は不明。
むしろ
むちうち 鞭刑
むね 1. 棟
2. 堂屋
1.
2.  →たてもの(堂屋)ひろま(堂屋) →集落・建物>家(四合院)
むねあて 胸当て
むぼう 無謀
むら 1. 村
2. 廬
3. 里
1.
2.  →ろ(廬)
3.  →り(里)
むらさきすいしょう 紫水晶
むるげん ムルゲン 高里の周囲に出没するモノ。その正体は、泰麒の女怪の汕子。
高里が落ち込んでいると身体に触れたり撫でたりしてくれる。高里は神隠し以降その存在を認識していたが、姿を見たことはなく、人のような気配だけ感じている。気配を感じるときは必ず海のにおいがする。ただし高里以外の人間は、白い女の腕として目撃していた。高里はムルゲンのことを、自分を慰めてくれる味方だと思っている。ムルゲンとは、高里が付けた呼び名であり、北アイルランドで洗礼を受けて聖女になったセイレーンに由来する。[魔性 p.210 , l.5(同書 p.59 , l.1 に、広瀬が生徒の肩にかかるムルゲンの両腕を目撃する描写がある)] →考察>01. 汕子はなぜ「ムルゲン」と呼ばれたか
むろ 地下室。家の土台につくられた落し蓋から地下通路を経由して、出入りできる。慶の予王が女は国外に出るよう令を出したとき、反発した国民が女を匿うために造った。
地下通路は複数の家をつなぐように里内に張り巡らされ、下り階段まで備わっている。地下通路の先に窩があり、さらに窩の床下に掘られた穴に女を隠す描写がある。
1. 目
2. 眼
3. 眸
1.
2.
3.
めい  →世界観>名前
めいかく 明郭
めいかくざん 明郭山
めいき 明嬉 宗后妃。先新の妻。利達・利広・文姫の母。
めいけん 鳴賢
めいこく 迷穀
めいし 明幟 戴の元号の一。
めいしゅ 明珠
めいしょく 鳴蝕
めいてんこ 鳴天鼓
めいやく 盟約
めす 1. 雌
2. 牝
1.
2.
めのう 瑪瑙
もうきょく 孟極
もうせん 毛旋
もうちょう 孟鳥
もがりのみや 殯宮
もくう 沐雨
もくしょうか 木生火 「木より火を生じる」という意味。中国思想の一つである五行における考え方。この五行の関係を五色に置き換えると「青から赤への変化」に通じる。
予王から陽子への貴色の変遷に関する会話で出てきた。[風黎(上) p.57 , l.14]
もくぞう 木像
もくはん 木版
もくりん 木鈴
もくれい 目礼
もすそ 裳裾
もち
もちゆ 餅湯
ものごい 1. 物乞い
2. 花子
1.
2.
もみ
もも
もん 1. 門
2. 里閭
3. 門闕
4. 宋闕
5. 門楼
6. 門庁
7. 大門
8. 花垂門
1.
2.  →りりょ(里閭) →集落・建物>里
3.  →たてもの(門闕)
4.
5.
6.  →いりぐち(門庁)ひろま(門庁)もんちょう(門庁)
7.  →いりぐち(大門)おもてもん(大門)だいもん(大門)とぐち(大門) →集落・建物>家(四合院)
8. 「垂花門」のことか。 →集落・建物>里>家(四合院)
もんぜんまち 門前町
もんちょう 門庁  →いりぐち(門庁)ひろま(門庁)もん(門庁)
もんでん 門殿  →いりぐち(門殿)
もんどう 門道
もんばん 1. 門番
2. 閽人
3. 門卒
4. 閹卒
5. 門衛
1.
2.  →こんじん(閽人)
3.
4.
5.
もんぴ 門扉
1. 矢
2. 箭
3. 矢箭
1.
2.
3.
やぎ 山羊
やくざい 薬剤
やくしょ 1. 役所
2. 府第
3. 官府
4. 城府
5. 郷府
6. 里府
7. 府城
8. 府邸
1.
2.
3.  →かんふ(官府)
4.
5.  →ごうふ(郷府)
6.  →りふ(里府)
7.
8.
やくとう 薬湯
やくせん 薬箋
やくせん 薬泉
やくにん 1. 役人
2. 刑吏
1.
2.  →けいり(刑吏)
やくほ 薬舗
やくぼう 薬房
やぐら 1. 櫓
2. 角楼
3. 箭楼
1.
2.
3.  →みはりば(箭楼)
やごう 野合
やさい 1. 野菜
2. 蔬菜
1.
2.
やしき 1. 屋敷
2. 館第
3. 邸
1.
2.
3.
やじり
やしろ
やすり
やたい 屋台
やちん 家賃
やど 1. 宿
2. 宿館
3. 舎館
1.
2.
3.  →やどや(舎館)
やどや 1. 宿屋
2. 舎館
1.
2.  →やど(舎館)
やなぎ
やね 1. 屋根
2. 甍宇
1.
2.  →いらか(甍宇)
やぼく 野木 動植物が生る木のうち、野に自生するもの。樹皮はほぼ純白で頑健。樹高は2mほど、枝の差し渡しは家1軒ほども広く、樹形は傘のように枝垂れる。動物が生る株と植物が生る株があり、植物が生る株においては、新種の植物を実らせやすい個体とそうでない個体がある。
木が見える場所で、生き物を殺したり捕らえたりしてはならない。これは人の社会における決まりであるだけでなく自然の摂理でもあるため、野木の周辺では獣や妖魔に襲われることはない。
 →世界観>里木・野木・路木・捨身木
やまざる 山猿
やまなし 梨木
やむ 病む 1.
2.
やり 1. 槍
2. 槍戟
1.
2.
やり 耶利
ゆう
ゆうき 幽鬼
ゆうしぎ 有司議
ゆうじょ 花娘
ゆうしょう 友尚
ゆうすげ 麝香萱
ゆうぜん 勇前
ゆうねい 揖寧 才の首都。節州に属す。
ゆうもん 酉門
ゆうやく 釉薬  →うわぐすり(釉薬)
ゆきやなぎ 珍珠花
ゆざまし 湯冷まし
ゆたんぽ 湯婆子
ゆづる 弓弦
ゆのみ 1. 湯呑み
2. 湯呑
3. 茶杯
1.
2.
3.
ゆびわ 1. 指輪
2. 指環
1.
2.
ゆみ
ゆるし 1. 赦
2. 勅免
1.
2.
よう 氏の一。
ようい 瘍医  →いしゃ(瘍医)げかい(瘍医)
ようか 蓉可
ようぎょ 妖魚
ようぐ 庸愚
ようこ 陽子 現景王。字は赤子。蓬莱での名は中嶋陽子。十二国記シリーズにおける主人公の一人。
ようざん 瑤山
ようざん 腰斬
ようし 陽子
ようじゃく 幼弱
ようしゅう 楊州 慶にある州。
ようしゅう 擁州 雁にある州。
ようじゅう 妖獣
ようしゅこう 楊朱衡
ようしゅんきゅう 鷹隼宮 芳の王宮。
ようしょう 容昌
ようしょうし 容昌祠
ようじん 妖人
ようそう 瑤草 草の一種と思われる。煮ることができる。[風万(上) p.45 , l.17]
 →梨耀の無理難題
ようぞく 妖族
ようち ヨウチ
ようちょう 妖鳥
ようへい 傭兵
ようへき 腰壁
ようま 妖魔 [月影(上) p.60 , l.4]
ようまのくに 妖魔の国
ようらん 揺籃
ようりょく 妖力
ようわ 雍和
よおう 予王
よぎ 夜着
よくけん 峪県
よくひ 沃飛
よげん 予言
よこにわ 側院  →はなれ(側院)
よしみ 1. 誼
2. 縁
3. 友誼
1.
2.
3.
よしゅう 余州
よせい 予青 慶の元号の一。
よせん 余箭
よたく 余沢
よねだ 米田 高里が通う高校の美術教諭で、必修クラブの美術担当(おそらく美術部顧問も兼任)。必修クラブ中に生徒が美術室以外のところで勉強したり遊んだりしているのを黙認する他、美大志望の3年生が「教師に恵まれていなかった」と思っている事から、指導に熱心なタイプではないらしい。[魔性 p.44 , l.12]
よろい 1. 鎧
2. 皮甲
3. 鎧甲
4. 甲冑
5. 冑
6. 騎甲
1.
2.
3.
4.  →かっちゅう(甲冑)
5.
6.
よわい 1. 齢
2. 年貌
1.
2.  →としごろ(年貌)としのころ(年貌)
らいはい 跪拝  →きはい(跪拝)
らくしゅん 楽俊
(らくしゅんのちち) (楽俊の父)
(らくしゅんのはは) (楽俊の母)
らくじん 落人
らくようじゅ 落葉樹
らごう 羅睺
らし 羅氏
らじん 羅人
らじんふ 羅人府
らっかん 烙款
らでん 螺鈿
らん 霊鳥の一。鸞鳥。青い紋様のある羽を持ち、嘴と脚は赤い。歌うように鳴く。
誰かの身体にとまっているとき、その者が話したことを声ごと憶える。この性質を利用して連絡に用いられるが、その鸞を所有する国の王が発信人もしくは受取人でなければ使えない。基本的には王宮内の梧桐宮で飼われているが、王に下賜されて所有できる場合もある。銀しか食べず、銀一粒で一国を飛び続けられるものの、自力で雲海を越えることはできない。
尾羽の色は、所有する国によって異なる。慶の鸞は、濃い青に白の斑の尾羽を持つ。
らんえ 藍衣
らんか 卵果
らんぎょく 蘭玉
らんけい 蘭桂
らんしゅう 藍州
らんせつどう 蘭雪堂
らんちょう 鸞鳥
1. 長さのを表す単位。
2. 行政区分の一。族の下、最小規模の行政区。まち。基本的に、3廬と里家を併せて1里が構成される。
りえん 離縁
りおう 悧王
りか 里家
りかい 里会
りかく 悧角
りきゅう 離宮
りくちょうぎ 六朝議
りけい 俐珪
りこ 里庫
りこう 利広
りさい 里宰
りさい 李斎
りし 里祠 1.
2.
りせつ 梨雪
りたつ 利達
りちょう 里庁
りつ
りっしゅう 立秋
りっしゅん 立春
りっしょう 立昌
りったいし 立太子
りっちょ 立儲
りっとう 立冬
りび 驪媚
りふ 里府  →やくしょ(里府)
りぼく 里木 動植物が生る木のうち、里で管理されているもの。里祠で祀られている。樹皮はほぼ純白。樹高は2mほど。枝の差し渡しは20mほどもあり、樹形は傘のように枝垂れている。子供や家畜が欲しければ里木に願い、願いが聞き届けられると卵果が生る。
何を願うかによって請願できる日が決まっており、各月の1日は鳥、2日は犬、3日は羊や山羊、4日は猪や豚、5日は牛、6日は馬、7日もしくは9日以降は人を願う。
人の子に関しては、里木を管理している里に属する夫婦のみが子を願った証として里木に帯を結ぶことができ、天帝と西王母に願いが聞き届けられると帯を結んだ枝に卵果が生る。
 →世界観>里木・野木・路木・捨身木
りゅう
りゅう 四大国の一。柳北国。大陸の北、雁・恭に挟まれた位置にある。
りゅう 1. 柳の国氏。
2. 姓の一。
りゅうおう 劉王 1. 柳の国王。
2. 助露峰。現劉王。
りゅうおう 龍王
りゅうおうもん 龍鳳文
りゅうがく 留学
りゅうき 龍旗
りゅうき 劉麒 1. 柳の麒麟。
2. 露峰を選んだ麒麟。
りゅうぐう 龍宮
りゅうけい 龍渓
りゅうけつ 竜穴
りゅうこ 竜虎
りゅうこう 隆洽 奏の首都。
りゅうこうざん 隆洽山 麓に隆洽を有する凌雲山。
りゅうこく 柳国
りゅうこく 龍国
りゅうし 劉紫
りゅうしゃ 流砂
りゅうしょうぐん 劉将軍
りゅうせいすい 流星錘
りゅうほっこく 柳北国
りゅうようのちょう 龍陽の寵
りゅうりさい 劉李斎
りょ
りよう 梨耀
りょう 1. 通貨単位。両を単位とする銀貨が確認できる。
2.
りょう
りょういん 涼院
りょううんざん 凌雲山 雲を凌ぐ高さの山。首都の凌雲山は、山自体が国府の一部であり王宮の一部。
りょうし 漁師
りょうしし 猟尸師
りょうしば 両司馬
りょうしゅ 領主
りょうち 領地
りょうち 凌遅
りょうちょう 両長
りょうぼ 陵墓
りょうぼくし 猟木師
りょかくせん 旅客船
りょくぎょく 緑玉
りょくちゃ 緑茶
りょけん 旌券  →せいけん(旌券)
りょし 閭師
りょしょ 閭胥  →ちょうろう(閭胥)
りょすい 旅帥  →しきかん(旅帥)
りょだん 旅団
りょひ 1. 旅費
2. 路銀
1.
2.  → ろぎん(路銀)
りり 李理
りりき 貍力
りりょ 里閭  →もん(里閭)
りろ 里廬  →しゅうらく(里廬)まち(里廬)まちまち(里廬)
りん
りんう 琳宇
りんぎょう 林業
りんけん 臨乾 恭の地名。行政区分は不明。
るり 瑠璃
れいいん 令尹 官の一。州候を補佐し、州六官を束ねる。位は卿伯。 →さいしょう(令尹)
れいけんもん 令乾門
れいこんもん 令坤門
れいごんもん 令艮門
れいしゅ 霊酒
れいせき 霊石
れいそう 礼装
れいそんもん 令巽門
れいちょう 霊鳥
れいふく 礼服
れきちゅう 暦注
れん 四極国の一。漣極国。南西の虚海上、才の対岸にある。
れん 漣の国氏。
れん
れんおう 廉王 1. 漣の国王。
2. 鴨世卓。現廉王。
れんか 蓮花
れんが 煉瓦
れんきょくこく 漣極国
れんこく 漣国
れんしょう 連檣 恭の首都。
れんそく 斂足
れんたいほ 廉台輔
れんちょだい 聯紵台
れんりん 廉麟 1. 漣の麒麟。
2. 世卓を選んだ麒麟。[魔性の子 p.399 , l.18]
国で定めている最小規模の集落。むら。8家で1廬が構成される。1家2人と想定されているため、1廬16人規模の集落。行政区分には含まれない。
ろう
ろう
ろう 1. 牢
2. 囹圄
1.
2.  →ろうや(囹圄)
ろう
ろう
ろうあん 老安
ろうか 1. 廊下
2. 走廊
3. 廊屋
4. 曲廊
1.
2.  →かいろう(走廊)つうろ(走廊)
3.
4.
ろうかく 楼閣
ろうかん 琅玕
ろうごく 牢獄
ろうさん 琅燦
ろうしょう 老松
ろうそく 蝋燭
ろうはんせい 労蕃生
ろうもう 老耄
ろうもん 楼門
ろうや 囹圄  →ろう(囹圄)
ろうやごう 琅耶郷 慶にある郷。
ろか 廬家
ろぎん 路銀  →りょひ(路銀)
ろく
ろくし 六師
ろくしょく 鹿蜀 妖獣の一。
ろくしん 六寝
ろくすい 漉水 雁国にある川。
ろくた 六太
ろくた ろくた 更夜が従えている天犬。大きいの。
ろくちく 六畜
ろくふく 六服
ろくほく 鹿北
ろくりんえん 鹿林園
ろけ 櫨家
ろこう 潞溝
ろこうごう 廬江郷 の郷の一。淳州符楊郡に属す。[月影(上) p.102 , l.6]
ろじ 1. 路地
2. 串風路
1.
2.
ろしょう 露商
ろしん 路寝
ろせんきゅう 露茜宮
ろせんしん 櫨先新
ろだい 露台
ろっかん 六官 天官・地官・春官・夏官・秋官・冬官の総称。とくにその首長六人を指す。冢宰を含む場合もある。州府の場合は州六官と言う。
ろっかんさんこう 六官三公  →さんこうろっかん(三公六官)
ろっかんちょう 六官長 六官府の首長の総称。天官長・地官長・春官長・夏官長・秋官長・冬官長。
ろっかんちょうふ 六官長府
ろっかんはっこう 六官八侯
ろっかんふ 六官府
ろば 驢馬
ろはく 呂迫
ろほう 露峰
ろぼく 路木 王宮の福寿殿に祀られている命を生む木。樹皮は銀のような白銀色で、樹形は低く枝垂れている。
王が、自らの子や新しい穀物を求めるとき、路木に対して請願する。毎月8日は、路木に新種の穀物を願える日である。また、穀物に限らず、新種の植物を願うこともできる。
路木の枝を挿すことで、その国の里木を増やすことができる。
 →世界観>里木・野木・路木・捨身木
ろもん 路門
十二国の世界における、日本の呼称。 →世界観>十二国の世界・蓬莱・崑崙
わかさま 郎君
わきもん 脇門
わげん 和元 戴の元号の一。
わこう 和侯
わこく 倭国
わしゅう 和州 慶にある州。
わしゅうこう 和州侯
わたいれ 褞袍  →うわぎ(褞袍)がいとう(褞袍)
わたなべひでなお 渡辺秀直
わたりいた 渡り板
わたりろうか 過廊
わな
わら
わらづと 藁苞
わらべうた 童歌